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小菅優

いつも「伊熊よし子のブログ」をご覧いただき、ありがとうございます。
2017年10月10日より、当ブログは下記URLに移転することになりました。
新しいアドレスは http://yoshikoikuma.sblo.jp/ です。

今後、記事の更新は上記URLにて行いますので、お手数ですが、ブックマークやお気に入りなど、ご登録の変更をお願いいたします。

 さて、新たな記事の更新です。

 毎年、春の季節になると、「東芝グランドコンサート」が開催される。2018年はサカリ・オラモ指揮BBC交響楽団の登場だ。イギリスの名門、BBC交響楽団は、4年半ぶりの来日公演となる。
 3月1日から11日まで、全国8都市で行われ、ソリストに小菅優(ピアノ)とアリーナ・ポゴストキーナ(ヴァイオリン)が加わる。
 先日、小菅優にインタビューをし、演奏曲目であるラフマニノフのピアノ協奏曲第2番について、さまざまなことを聞いた。
 このインタビューは、コンサートのプログラムに書く予定である。
 作品について、初めて演奏したときのこと、サカリ・オラモとの交流、BBC交響楽団との共演についてなど、あらゆる面から質問を試み、彼女も「共演をとても楽しみにしている」と笑顔で答えてくれた。
 来週はもうひとりのソリスト、アリーナ・ポゴストキーナにインタビューをする予定になっている。
 この「東芝グランドコンサート」は、毎年「いま旬の指揮者」「実力派の指揮者」「勢いのあるソリスト」「人気の高いソリスト」が選ばれる。
 長年、プログラムの原稿を担当しているが、いつもインタビューするアーティストから非常に有意義な意見を聞くことができる。
 なお、小菅優は11月30日に東京オペラシティコンサートホールで、「Four Elements ―水・火・風・大地― 四元素」と題したリサイタルを行う。第1回は「Water」で、水にまつわる作品が組まれている。これ以降、年に1回ずつ「四元素」にまつわるリサイタルが予定されている。
 今日の写真は、「東芝グランドコンサート」のチラシ。

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posted by 伊熊よし子 at 00:00 | 情報・特急便

加藤昌則

 昨年、長野市芸術館で一緒に講座の講師を担当した作曲家・ピアニストの加藤昌則が、待望のソロ・アルバムをリリースした。題して「ピアノ・カラーズ(PIANO COLOURS)」(エイベックス)。
 先日、このアルバムのことを聞くためにインタビューを行った。
 加藤さんとは講師仲間で、以前からいろんなことを話しているため、インタビューでもCDの選曲から各々の作品にまつわる思い出、ピアニストとして、作曲家としての仕事内容、これからの展望までさまざまな話に花が咲いた。
 アルバムは音楽の旅路を振り返り、心に残る曲を選曲したそうで、ショパン、シューマン、グリーグ、ラヴェルなどの作品とポッツォーリ、シェック、グアスタビーノ、スコットなどの作品も加わり、もちろんオリジナル曲も収録されている。
 このインタビューは、「レコード芸術」に書く予定になっている。
 音楽の話から健康維持の話に移ったのだが、そこではびっくりする話が飛び出した。彼は9月30日に松本でソプラノの田中彩子のリサイタルでピアノを担当するのだが、その翌日の10月1日に、今年から松本で開催される「松本マラソン」に参加するというのである。
「エーッ、フルマラソンを走るの?」と、私。
「そうですよ、そのためにジムに通ってからだを鍛えていますからね」と、加藤さん。
 なんでも、以前は自信がなかったけど、いまは上半身の筋肉に少し自信が出てきたとか。
「でも、運動すると、どんどん止まらなくなっていく。もっとできる、もっとやらなくちゃという気になってくるから困るんだよね」
 ピアニストは体力勝負というから、からだを鍛えることは必要だろうけど、まさかフルマラソンに挑戦するとはね。
 今回のアルバムは、そんな加藤昌則のエネルギーが詰まった意欲作。
 そういえば、「松本マラソン」の結果はどうだったのだろうか。絶対に完走すると熱く語っていたけど、大丈夫だったのかなあ。
 今日の写真は、アルバムの話から脇道に逸れた話まで、いろんな話を楽しそうに語ってくれた加藤昌則。いつ会っても、ものすごく忙しそうなのに、音楽を本当に楽しんでいる様子が伝わってきて、私も元気をもらえる。



タグ:"Yoshiko Ikuma"
posted by 伊熊よし子 at 21:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 親しき友との語らい

アンナ・ネトレプコ

「世界のディーヴァ(歌の女神)」と称されるソプラノのアンナ・ネトレプコが、夫君のテノール、ユシフ・エイヴァゾフとともに、スペシャル・コンサートを開いた(10月3日、東京オペラシティコンサートホール、ミハイル・タタルニコフ指揮東京フィル、ゲスト:エルチン・アジゾフ バリトン)。
 プログラムは前半がヴェルディのオペラからネトレプコ、エイヴァゾフ、アジゾフの各々のソロ、デュオなどで、ネトレプコは冒頭から「マクベス」の「勝利の日に?来たれ、急いで」をうたい、パワー全開。
 力強く、豊かな声量と深い表現力を発揮し、圧巻の歌唱力を披露した。
 後半はプッチーニ、ジョルダーノ、リムスキー=コネサコフにレハールが加わり、多彩な選曲となり、「トゥーランドット」の「この宮殿の中で」をオペラシティのステージ後方の2階に立ってうたうというサプライズを見せ、拍手喝采と「ブラヴォー」を浴びた。
 ネトレプコの声はしなやかで光沢のある、輝かしいベルベットのようである。色彩感に富み、鍛え抜かれたテクニックを存分に生かし、オペラの役になりきる。その奥には、えもいわれぬ女らしさとかわいらしさが見え隠れする。
 彼女はいまやオペラ界を代表するディーヴァとなったが、常に親密感を抱かせる存在である。
 もうかなり昔のことになるが、指揮者のワレリー・ゲルギエフが、デビューしたばかりのネトレプコを連れて来日したときのことを思い出す。そのときは立食パーティのようなスタイルの食事会が行われ、そこで若きネトレプコとほんの少しだけ話を交わした。
 というのは、真夏だったため、私は素足にスペイン製のミュールを履いていた。するとネトレプコが「あなたのサンダル、いいわねえ。どこで買ったの?」と聞いてきたのである。「スペインで」と答えると、「あらあ、日本じやないの、がっかり。お店を教えてもらおうと思ったのに」と、残念そうな顔をしたのである。
 まだいまのような貫禄はなくスリムで、気さくな感じだった。
 あれからずいぶん時が経ち、ネトレプコは堂々たる体格になり、女王のような風格がただよう、まさにディーヴァとなった。感無量である。
 今日の歌では、リムスキー=コルサコフの「皇帝の花嫁」から「イヴァン・セルゲーヴィチ、庭に行きましょう」が、ネトレプコの成熟度を存分に表現し、声は透明感にあふれ、演技力も伴い、聴きごたえ十分な1曲となった。 
 今日の写真は、コンサートのチラシ。
 

タグ:"Yoshiko Ikuma"
posted by 伊熊よし子 at 00:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | クラシックを愛す
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