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成田達輝

 ヴァイオリニストの成田達輝には、彼がロン=ティボー国際コンクール(2010)で第2位入賞に輝いた直後にインタビューで出会った。
  それ以降、なぜかチャンスがなく、先日久しぶりにインタビューを行った。
「いやあ、久しぶりですねえ。あれからいろんなことがあり、人生が大きく変わりましたよ」
  元気な笑顔を見せながら話す成田達輝は、ひとまわり大人になった感じがした。
  もちろん、この間にはエリザベート王妃国際音楽コンクール(2012)で第2位、仙台国際音楽コンクール(2013)でも第2位を獲得し、プライヴェートでもさまざまな変化が起き、まさに人生が変わったようだ。
  先ず、彼の近況から話してもらい、以前のインタビューでは聞けなかったことなどにも触れ、現在の充実した音楽生活を存分に話してもらった。
  このインタビューは、「音楽の友」に書く予定である。
  成田達輝が現在使用している楽器は、アントニオ・ストラディヴァリの黄金期にあたる1711年製「タルティーニ」。
 この楽器に関してもじっくり話してもらい、さらに今後どのような方向性を目指していくのかも聞くことができた。
 10月8日には東京オペラシティ リサイタルホールで開催される、「B→C」(バッハからコンテンポラリーへ)に出演する(10月5日 、札幌コンサートホールKitara小ホールも有り)。
  今日の写真は、取材先のジャズバーでのショット。今後はそんなに時間を空けずにインタビューをしたいものだと思う。

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posted by 伊熊よし子 at 21:43 | クラシックを愛す

クリムトのスカーフ

 私は音楽とともに美術も大好きで、よく海外出張のときなどには、時間ができると美術館巡りをする。
 以前、ウィーンの分離派会館(セセッション館)ではグスタフ・クリムトが制作した有名な壁画「ベートーヴェン・フリース」を鑑賞し、魂が吸い取られるようなえもいわれぬ衝撃と感銘を受けた。
  そのときにショップで記念に購入したのが、「ベートーヴェン・フリース」の一部をデザインしたスカーフ(白)である。
  そして先ごろ、東京都美術館でクリムト展が開催され、またまたクリムトの絵に会いにいってきた。
  この展覧会は連日ものすごい人が訪れ、押すな押すなの大盛況。あまりの人の多さにひとつの絵をじっくり観るということは困難だったが、それでもクリムトのすばらしさに触れ、またもや深い感動を得た。
  今回、記念に購入したのは、やはり「ベートーヴェン・フリース」をデザインしたスカーフ(赤)。
  ふたつともシルクで、オーストリア製。かなりずっしりとした質感のある、大ぶりのスカーフである。
  薄着のときに巻くのはちょっと難しく、秋のジャケットや冬のコートに向いている感じだ。
  でも、眺めているだけで、脳裏に「ベートーヴェン・フリース」の偉大な絵が浮かんできて、心が豊かになる。
  今日の写真は、その紅白のスカーフ。今年の秋から冬にかけて、私の必須アイテムになりそう。

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posted by 伊熊よし子 at 21:58 | 麗しき旅の記憶

日下紗矢子

  ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団は、東ベルリンの中心に位置するコンサートホールを拠点に活動を展開しているオーケストラである。旧称は、ベルリン交響楽団。
  7月にエリアフ・インバルとともに来日し、日本ツアーを行ったばかり。そのコンサートマスターを2008年から務めているのが、日下紗矢子である。彼女は、2009年に実力が評価され、指揮者なしのベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラのリーダーにも就任した。
  さらに、2013年には読売日本交響楽団のコンサートマスターにも就任し、2017年からは特別客演の形で参加している。
  ソロ活動も多く、年に何度もヨーロッパと日本を往復する生活だ。
  そんな超多忙な日下紗矢子にインタビューを行い、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団と室内オーケストラの現在の様子、コンサートマスターという重責を担うこと、アメリカからヨーロッパに渡る決意をしたこと、ベルリンでの生活、子どものころからのヴァイオリンとの付き合い方、メンバーたちとのコミュニケーション、そして新譜についても聞いた。
  このインタビューは、「intoxicate」に書く予定になっている。
  彼女はさまざまなポジションを抱え、さぞ大変だろうと思ったが、そんな重責を楽々とクリアし、仲間と音楽することをめいっぱい楽しんでいる感じ。ゆったりとした語り口、おだやかな表情が実に魅力的で、ちっとも大変そうではない。
  こういう人だから、重要なポジションを任せておけるのね、と感心してしまった。
「私、大変なことがあると、すぐに寝るんです。5分あれば、コロッと眠れる。何があっても寝れば大丈夫」
  なるほどねえ、寝て忘れるタイプなんだ。最高じゃないですか。
  新譜は、「日下紗矢子&ベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラ」グリーグ:ホルベルク組曲、弦楽四重奏曲第1番(弦楽合奏版/日下紗矢子編)、シベリウス:ヴァイオリンと弦楽のための組曲(2019年秋リリース  キングインターナショナル)。
  その録音の様子や選曲などについて聞いたが、もっとも大切なのは本番に対するみんなの集中力だという。
  さらに今冬はベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラとの来日公演も組まれ(12月6日 フィリアホール、9日 東京文化会館小ホールほか)、同オーケストラのリーダーとして10年目の絆の深さを披露する。
  今日の写真は、やわらかな笑みをたたえながらインタビューに答える日下紗矢子。

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posted by 伊熊よし子 at 23:12 | 日々つづれ織り
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