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川井郁子

 クラシック作品から自身のオリジナル曲まで、幅広いレパートリーをもつヴァイオリニストの川井郁子が、2018年1月13日から2月18日にかけて、全国6都市で「川井郁子コンサートツアー2018 LUNA〜千年の恋がたり〜」と題する公演を行うことになった。
 東京公演は、2月23日にBunkamuraオーチャードホールで開催される。
 先日、このツアーに関する記者発表会が行われ、オフィシャルライターを依頼された私は、TBSまで出向いた。
 川井郁子は2017年11月1日に「LUNA」というアルバムをリリースしている。7年ぶりの新譜で、月にまつわる全17曲が収録されている。
 来年の公演はこのアルバムの曲も演奏され、3部構成となっており、スペシャルゲストとして「ロシアの至宝」と称されるバレエダンサーのファルフ・ルジマトフが参加することになっている。彼は岩田守弘の振り付けにより、ヴァイオリンと共演する。
 公演では、和太鼓を中心とする和楽器と洋楽器のコラボレーションも展開される。
 今日の写真は、会見での川井郁子。私は以前から彼女の取材を続けており、「お久しぶりです」とお互いにあいさつを交わした。

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posted by 伊熊よし子 at 22:28 | 情報・特急便

ポール・ルイス

 先日、インタビューでハイドン、ベートーヴェン、ブラームスのシリーズ、「HBB PROJECT」について語っていたポール・ルイスの第1回のリサイタルが王子ホールで開催された。
 まず、ハイドンのピアノ・ソナタ第50番からスタート。ルイスが「ハイドンはすばらしい」と惚れ込んでいるだけあって、とても意欲的な演奏。ハイドンの作品は健康的で明るく、躍動感に満ちている。
 次いでベートーヴェンの「6つのバガテル」作品126が奏された。各々の作品の特徴を際立たせたルイスの演奏は、ベートーヴェンが「バガテル」に託したさまざまな特徴を浮き彫りにし、即興性、幻想的、休息、ユーモア、円舞曲などの要素が伝わってくる。
 後半は、ブラームスの「6つの小品」作品118から始まった。この晩年の作品は、ブラームスの特質を存分に表し、聴き込むほどに内省的でほの暗く、深遠な世界へと引き込まれる。
 最後は、ハイドンのピアノ・ソナタ第40番が登場。ルイスがこのシリーズを始める要因となったハイドンだが、本当にこの作曲家を深く愛している様子がひとつひとつの音からあふれ出ていた。
 ポール・ルイスは、本当に実直なピアニストである。聴き終わると、自然にホール全体が喝采に包まれるが、その拍手はワーッと盛り上がるものではない。
 みんなの心に、しみじみとしたピアノの響きが浸透して感銘を受けたという、まさにルイスの性格が映し出されたまっすぐなピアノに対する称賛の拍手である。
 アンコールは、シューベルトの「アレグレット ハ短調 D.915」。そして、鳴りやまぬ拍手に応えて「ほんの短い曲を」といって弾き始めたリストの「ピアノ小品 嬰ヘ長調」。
 この静かな幕の閉じ方が、ポール・ルイスの性格をよく表し、次回のシリーズへの期待を募らせた。
posted by 伊熊よし子 at 23:34 | 日々つづれ織り

「音楽の分かる大人になろう!講座」2時間目

 長野市芸術館の「NCAC音楽大学 2017後期 音楽の分かる大人になろう!講座」2時間目の講座の講師を務めるため、11月25日(土)に長野にいった。
 前回は南米の音楽を幅広く紹介したが、今回はヴァイオリンを中心とする弦楽器の講座。
 1時間のなかで、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの音楽から弦楽四重奏、そしてギターの音楽まで、さまざまなジャンルの作品をCDとDVDをかけながら講義を行った。
 その後、ステージから受講生たちの前に下りていき、質問コーナーを設けたのだが、今回はいろんな質問が出て、とても有意義なひとときとなった。
 この質問コーナーは40分ほどになった。
 次回の3時間目は、また1カ月後の12月23日。「ウィーンの幕開けは、やっぱりニューイヤーコンサートでしょ」と題している。
 いよいよ年末の講座である。
 この講座を始めてから、1カ月があっというまに過ぎていくような気がする。ついこの間、講座の準備にとりかかり、担当のMさんとやりとりしていたかと思うと、もう次の講座の準備が目の前に迫っている。
 いまは来日ラッシュで、連日インタビューや取材が入り、その合間に自宅に飛んで帰って原稿を書かなくてはならない。締め切りが重なり、大事なコンサートを逃してしまうこともしばしば。
 本当にこのジレンマをどうしたらいいか、日々悩んでいるところだ。
 さて、また仕事に戻りますか。脳を覚醒させるために、京都で買ってきたコーヒーでも飲むとするかな…。
  
posted by 伊熊よし子 at 22:16 | 日々つづれ織り
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