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クレモナ・レッド

 先日訪れたクレモナで、ひとつ新たな発見があった。
 街全体を俯瞰した写真を撮影することになり、夜の8時にクレモナでもっとも高い建物に行き、そこからカメラマンがドゥオーモ(大聖堂)やトラッツォ(鐘塔)を望む全体像を撮影した。
 この時間は西日が建物を照らし、もっとも美しい光景になるという。
 街は屋根が赤いレンガの色で統一され、それが見事なまでの一体感を生み、とても美しい。このレンガは、ポー川の粘土で作られているそうで、アントニオ・ストラディヴァリの製作したヴァイオリンのニスの色にも似ているそうだ。
 現地の人たちに聞くと、屋根はこのレンガを使ったものでないと認められないとのことで、昔からずっと「クレモナ・レッド」と呼ばれる色合いが守られているという。
 あまりにも美しい景観に、しばしときを忘れ、悠久のかなたへと心は飛んでいった。こうした新たな発見があると、旅はより魅惑的になる。
 今日の写真は、「クレモナ・レッド」の色彩を放つ街の景観と、レンガを用いた屋根。この街は現代的なコーヒーのチェーン店やファーストフードのお店がまったくなく、中世の面影をいまなお色濃く留めている。それが旅人をストラディヴァリの時代へとタイムスリップさせ、心身を癒す大きな理由となっている。

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posted by 伊熊よし子 at 00:03 | 麗しき旅の記憶

社員食堂

 最近、辻井伸行や森麻季のインタビューでエイベックスを訪れることが多く、この新しいビルにもようやく慣れた感じだ。最初は、社名があまり目立たなかったため、青山通りを歩いていて通り過ぎてしまい、あわてて戻ったことがある。
 先日、インタビュー終了後、担当の男性のTさんと女性のTさんに「社員食堂でランチしませんか」と誘われ、「えーっ、外部の人間が入っていいの」と聞いたらOKとのこと。初めて上階にある見晴らし抜群の社員食堂におじゃました。
 食事を選ぶ方法があり、みんなのまねをして並んだ。トレイをもってメインを選び、その後、ごはんの種類と小鉢を選んで精算する方式だ。なんだか、学食を思い出し、また海外の空港のビュッフェも連想してしまった。
 私は、メインにお魚の野菜あんかけを選び、酢の物と卯の花の小鉢をチョイス。ごはんは胚芽米にした。ウーン、なんとヘルシーなんでしょう(笑)。
 ところが、サプライズがあった。ふたりのTさんが、「伊熊さん、今日はラッキーですよ。月に一度、社長がお取り寄せしているバターケーキかあります。好きに取っていいんですよ」と教えてくれた。
 もちろん、コーヒーとともにいただきました。
 すべておいしくて、のんびり青山の景色を見ながら食事ができるし、こりゃ最高ですな。でも、ランチ営業のみなので、夜景は楽しめないそうだ。
 エイベックスのみなさま、ごちそうさまでした。
 今日の写真は、そのランチプレート。私がここに勤めていたら、毎日食堂に通ってしまうかも。

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posted by 伊熊よし子 at 23:58 | 日々つづれ織り

森 麻季

 ソプラノの森麻季が、ワシントン・オペラへのデビューから20周年を迎え、記念アルバムをリリースする。
 題して「至福の時〜歌の翼に」(2枚組、9月12日発売、エイベックス)。
 イタリアの古典歌曲ドナウディからシューマン、シューベルト、カッチーニ、ラフマニノフ、アーン、フォーレまで多岐に渡る選曲で、初のミュージカル・ソングも含まれている。
 先日、このアルバムに関してインタビューを行うためにレコード会社に出向き、さまざまな話を伺った。
 デビューから現在までの経緯、心に残る歌手の存在、大変な時期を乗り越えたときのこと、自分の声の成熟に合わせてレパートリーやオペラの役柄を慎重に選んでいること、アルバムの選曲に関してなど、彼女は熱心に語ってくれた。
 森麻季の歌声は、オペラなどをずいぶん聴いているが、とても透明感にあふれ、凛として、しかもぬくもりが感じられる。インタビューのときも、自分の歌声で人々の心に癒しと活力を届けることができたら、と熱く語っていた。
 このインタビューは、次号の「家庭画報」に掲載される予定である。
 今日の写真はインタビュー後のワンショット。やはり、オペラ歌手は華があるよねえ。

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posted by 伊熊よし子 at 21:32 | 情報・特急便
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