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ところ変われば品変わる

 先日、沖縄出張の際、おいしい物をたくさんいただいたことを書いたが、ひとつ「ところ変われば品変わる」という体験をした。
 カメラマンのHさんとロケハンをしていたとき、海辺だったのでのどが渇き、「ちょっとお茶しよう」ということになった。
 そのときに「ぜんざい」と書いてあるメニューにふたりとも目を止め、「こんなに暑いのにぜんざいって、珍しいねえ」といい、2つオーダーした。
 ところが、運ばれてきてビックリ。なんとかき氷ではないか。
「ええっ、ぜんざいを頼んだんですけど」
「沖縄では、これがぜんざいですよ。氷の下に甘いお豆が入っていますから」
 ふたりとも、目が点になった。早速、スプーンで氷の下をすくってみると、なるほど黒豆のような小豆のようなものがたくさん入っている。
 まさに「ところ変われば品変わる」である。
 これがものすごくおいしくて、甘党のカメラマンは一気にペロリ。彼はよほど気に入ったのか、帰りの空港での待ち時間にもぜんざいを頼んでいた。
 でも、もっと暑くなって、真夏でもこれが出てくるんだよね。不思議といえば不思議である。
 今日の写真は、ぜんざい。どう見ても、かき氷だけどねえ。
 やはり、旅というのは日常から離れ、新たなことに遭遇できる貴重な場である。

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posted by 伊熊よし子 at 22:56 | 麗しき旅の記憶

フォルテ・ディ・クアトロ

 昨日は、オーチャードホールでフォルテ・ディ・クアトロの日本における初コンサートが開催された。
 私は友人のUさんを誘い、久しぶりに聴く彼らの歌声に酔いしれた。
 コンサートは、デビュー・アルバム&セカンド・アルバムから何曲もうたわれ、トークも交え(韓国語の通訳有)、2時間30分を越す熱唱ステージとなった。
 当日は、ゲストとして東儀秀樹とサラ・オレインが加わり、フォルテ・ディ・クアトロとのコラボレーションも行われた。
 会場は拍手喝采、熱気に包まれたが、それでも昨年の夏にソウルで聴いたときのパワフルで情熱的で刺激的な韓国の聴衆の反応とは一線を画し、日本のファンは礼儀正しく、おしとやかな印象だった。
 終演後、彼らに会って挨拶をしたら4人はものすごく再会を喜んでくれたが、いろんな人に囲まれていたため、あまり話をすることはできなかった。
 でも、素早く写真を撮ることができ、彼らもとてもいい表情を見せてくれた。
 先日リリースされた「フォルテ・ディ・クアトロ アヴェ・マリア〜CLASSICA」(ユニバーサル)は、第1作とは趣を異とし、プラハのオーケストラをバックにクラシックの名曲の編曲版をうたい上げたもの。昨日のコンサートでとりわけ拍手が多かったのが、「ノッテ・ステラータ(星降る夜)」。サン=サーンスの「白鳥」をベースにしたもので、羽生結弦がエキジビションで使用して一躍話題となった曲である。
 このアルバムもライナーノーツを担当したが、ラフマニノフ、チャイコフスキー、ロドリーゴ、ビゼーなどの名曲がフォルテ・ディ・クアトロの歌声でまた新たなる魅力を放っている。
 今日の写真は、楽屋でポーズをとる4人。また、来日公演が実現するといいな。

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posted by 伊熊よし子 at 22:34 | 日々つづれ織り

マリア・ジョアン・ピリス

 私の大好きなピアニスト、マリア・ジョアン・ピリスが、いま引退公演を行っている。
 今日はサントリーホールでリサイタルがあり、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」、第17番「テンペスト」、第32番というオール・ベートーヴェン・プログラムを披露した。
 ピリスに関しては、ずっとインタビューを続け、演奏を聴き、おつきあいが長かっただけに、とても残念である。終演後、ご本人にお会いし、「本当に最後なの?」と聞くと、「そうよ、これでおしまい」といっていた。
 今日は満員の聴衆がスタンディングオベーションでピリスを称え、アンコールにはベートーヴェンの「6つのバガテル」より第5曲「クアジ・アルグレット」が演奏された。
 ピリスに関しては、後日ゆっくりさまざまなことを綴りたいと思う。
 今日の写真は、終演後サインに応じるピリス。なんと、200人以上並んでいた。何時間かかるのだろうか。手が痛そうだったけど、大丈夫かな。まだコンサートがたくさんあるのに…。

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posted by 伊熊よし子 at 23:47 | 日々つづれ織り
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