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加藤昌則

 昨年、長野市芸術館で一緒に講座の講師を担当した作曲家・ピアニストの加藤昌則が、待望のソロ・アルバムをリリースした。題して「ピアノ・カラーズ(PIANO COLOURS)」(エイベックス)。
 先日、このアルバムのことを聞くためにインタビューを行った。
 加藤さんとは講師仲間で、以前からいろんなことを話しているため、インタビューでもCDの選曲から各々の作品にまつわる思い出、ピアニストとして、作曲家としての仕事内容、これからの展望までさまざまな話に花が咲いた。
 アルバムは音楽の旅路を振り返り、心に残る曲を選曲したそうで、ショパン、シューマン、グリーグ、ラヴェルなどの作品とポッツォーリ、シェック、グアスタビーノ、スコットなどの作品も加わり、もちろんオリジナル曲も収録されている。
 このインタビューは、「レコード芸術」に書く予定になっている。
 音楽の話から健康維持の話に移ったのだが、そこではびっくりする話が飛び出した。彼は9月30日に松本でソプラノの田中彩子のリサイタルでピアノを担当するのだが、その翌日の10月1日に、今年から松本で開催される「松本マラソン」に参加するというのである。
「エーッ、フルマラソンを走るの?」と、私。
「そうですよ、そのためにジムに通ってからだを鍛えていますからね」と、加藤さん。
 なんでも、以前は自信がなかったけど、いまは上半身の筋肉に少し自信が出てきたとか。
「でも、運動すると、どんどん止まらなくなっていく。もっとできる、もっとやらなくちゃという気になってくるから困るんだよね」
 ピアニストは体力勝負というから、からだを鍛えることは必要だろうけど、まさかフルマラソンに挑戦するとはね。
 今回のアルバムは、そんな加藤昌則のエネルギーが詰まった意欲作。
 そういえば、「松本マラソン」の結果はどうだったのだろうか。絶対に完走すると熱く語っていたけど、大丈夫だったのかなあ。
 今日の写真は、アルバムの話から脇道に逸れた話まで、いろんな話を楽しそうに語ってくれた加藤昌則。いつ会っても、ものすごく忙しそうなのに、音楽を本当に楽しんでいる様子が伝わってきて、私も元気をもらえる。



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posted by 伊熊よし子 at 21:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 親しき友との語らい

仕事仲間との食事会

 今日は、朝から締め切りの原稿を急ピッチで仕上げ、夜を空けるように頑張った。
 というのは、ピアニストの伊藤恵さんとマネージメントのHさん、レコード会社のMさんが西荻窪まできてくれ、みんなで「バルタザール」に食事にいったからである。
 ここは以前も紹介したが、下が自然食品店で、2階がその野菜などを使ったオーガニックのレストランになっている。
 この4人の会はこのごろ定例会のようになってきて、みんなのスケジュールを合わせて思いっきり食べ、おしゃべりし、飲み、ワイワイと騒ぐ。
 今日もまさにたらふく食べ、たまっている話を存分にし、またの再会を約束してお開きとなった。
 みんな忙しい人ばかり。でも、いつも集まると、話が止まらなくなる。
 さて、もう明日は9月だ。いよいよクラシック・シーズン開幕である。また、仕事に終われる日々となりそうだが、今日は発散したので、ストレスが吹き飛んだ感じ。
 あと、今年も4カ月。走り続けることになりそうだ。
タグ:"Yoshiko Ikuma"
posted by 伊熊よし子 at 23:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 親しき友との語らい

仲道郁代

 ピアニストの仲道郁代が、デビュー30周年を迎えた。
 今日は、彼女にインタビューを行い、「デビュー30周年アニヴァーサリー・リリース」の「シューマン:ファンタジー」(ソニー 9月27日発売予定)の新譜について、これまでの歩み、今後の予定などについていろいろ聞いた。
 このインタビューは、次号の「intoxicate」に書くことになっている。
 思えば、仲道郁代には1986年のジュネーヴ国際コンクールのときから取材を続けている。翌年のエリーザベト国際コンクールのときも現地に赴き、1993年にはイギリス・ブリストルの海外録音にもいっている。
 本当に長いお付き合いである。
 この間、幅広いレパートリーを聴き、さまざまな話を聞いてきた。1冊の本が書けそうなくらい、語録がたまっている。
 彼女に会うと、いつも両手に抱えきれないほどの企画ややりたいこと、目標、夢をもっているが、それをすべて実践していくから驚く。
 今日も、2027年の演奏活動40周年に向けた新たなシリーズを計画していると聞き、「すごいなあ」と感慨を新たにした。
 これはベートーヴェンのピアノ・ソナタと、関連を示すポスト/プレ作曲家の作品によるシリーズだそうだ。
 今回の新譜は、2017年4月にベルリンのイエス・キリスト教会で収録したもので、シューマンの「ロマンス 嬰ヘ長調 作品28の2」「交響的練習曲」「幻想曲」というプログラム。インタビューでは、シューマンに対する熱く深い気持ちを話してくれた。
 11月5日には東京文化会館小ホールで、「オール・シューマン・プログラム」のリサイタルが予定され、レコーディングされた作品を披露する。
 さらに2018年3月16日には、「仲道郁代ピアノ・フェスティヴァル」と題し、上原彩子、小川典子、金子三勇士、清水和音、萩原麻未とともに、5台のピアノと6人のピアニストがぶつかりあうというコンサートが行われる。
 本当に次々に新たなシリーズや企画が計画され、そのエネルギーと前向きな姿勢に、私も背中を押される思いがする。
 考えてみれば、私は2018年が独立30周年にあたる。仲道さんの熱意に関心しているだけではなく、自分も何かきちんと計画を立てなければなあ、と今日はいろいろ考えさせられた。
 今日の写真は、「時間が足りないとは考えない。やるべきことをやるだけ」と語る仲道さん。迷いがなく、まっすぐ前を向いて進んでいく。見習わなくっちゃね。


 
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posted by 伊熊よし子 at 22:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 親しき友との語らい
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