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コンスタンチン・リフシッツ

  ロシア出身の実力派ピアニスト、コンスタンチン・リフシッツは、近年、樫本大進と組んだベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲演奏ですばらしい演奏を披露したことで知られる。
  その彼が2020年のベートーヴェン生誕250年のメモリアルイヤーに、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全32曲を首都圏8会場で演奏するというシリーズを行うことになった。
  すでに、フランスのアルファレーベルに全曲録音を行っているという。
  題して「ベートーヴェンへの旅」。
  先日、その記者会見があり、詳細が発表された。
  4月25日(よこすか芸術劇場)、26日(神奈川県立音楽堂)、29日(フィリアホール)、5月2日(狛江エコルマホール)、3日(武蔵野市民文化会館小ホール)、4日(東京文化会館小ホール)、6日(所沢ミューズアークホール)、8日(ウェスタ川越大ホールという予定が組まれている。
  各ホールとも、異なるソナタが3〜5曲組まれ、それぞれがバランスよく配置されている。
  そのシリーズが行われることになった理由、プログラムの経緯、各々のホールとの連携、ソナタの配分などが発表され、リフシッツの演奏(ソナタ第20番第1,第2楽章)後に、彼自身の話も紹介された。
  リフシッツは、「ベートーヴェンは人の心から心へとつなげることができる作曲家で、ピアノ・ソナタは宗教的に愛されている作品。今回の全曲演奏の旅では何かが起き、聴き手とともに違った世界へと旅することができると思う」と語った。
  記者会見後、マスターインタビュー(代表インタビュー)をすることになり、リフシッツと久しぶりの再会を喜び合った。
  このインタビューでは、主として作品論が中心となり、リフシッツが語る各ソナタの解釈がとても面白かった。
  原稿は、ホールの冊子、情報誌などをはじめ、さまざまな媒体に書き分けすることになりそうだ。
  今日の写真は、ベートーヴェンのシリーズについて話すリフシッツ。彼の話は、とても哲学的で、思慮深く、内容が濃い。
  インタビューで、私が作品に関して質問すると、「きみのその質問に答えるためには、1曲のソナタで約1日かかる。だから、32日かかっちゃうよ」といって笑っていた。

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posted by 伊熊よし子 at 23:11 | 情報・特急便

高崎芸術劇場

  昨日は、「家庭画報」の辻井伸行の連載記事の取材のために、高崎芸術劇場に出かけた。
  このホールは9月20日にオープンしたばかり。新幹線の高崎駅からペデストリアンデッキで直結され、徒歩約5分でホールに着く。
  外観はガラス張りで、内部がよく見える。かなり広い敷地に建っており、ゆとりを感じる。
  内部に一歩足を踏み入れると、まだ新築したばかりという特有の香りがただよい、あちこち見たくなってしまう。
  ケント・ナガノ指揮ハンブルク・フィルのリハーサルを聴いたが、音響は自然でとてもいい。
  終演後、辻井さんに話を聞いたら、ピアノがとてもよい状態で、弾きやすかったという。
  ホールの内部はワインレッドに近い赤で統一。椅子も、壁も、天井も赤一色。それもけっしてしつこくなく、落ち着きを感じさせるレッドである。
  特に椅子の布に特徴があり、和のテイストを感じさせ、帯の布地のようだ。この椅子は、非常にすわり心地がよく、疲れない。
  ロビーも楽屋もカフェスペースも、すべて広々として、ゆったりとした雰囲気を感じさせる。
  高崎は、新幹線で東京から50分。こういう便利なアクセスのところにいいホールができると、クラシック界が活性化する。
  今日の写真は、ホール内部。1階は傾斜がゆるやかで、ステージがとても見やすかった。

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posted by 伊熊よし子 at 23:34 | 情報・特急便

ショパン国際ピアノ・コンクール2020

 先日、ポーランド大使館で2020年のショパン国際ピアノ・コンクールの記者発表会が行われた。
 その模様はWEB「ぶらあぼ」に書いたため、それを下記に貼り付けたいと思う。


  すでに鑑賞チケットは完売だそうで、日本人がもっとも多く購入しているという。
  このときに審査員も発表となり、その名前を記事で紹介している。
  ぜひ、参考にしてくださいな。
posted by 伊熊よし子 at 17:32 | 情報・特急便
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