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福間洸太朗&海老彰子

 福間洸太朗がプロデュースする第38回レア・ピアノミュージックが、7月9日に東京文化会館小ホールにおいて開催される。
 毎回ゲストを招いて行われるこのシリーズ、今回は海老彰子で、彼女が得意とするフランス作品の日本初演を含め、貴重な作品が組まれている。
 そのおふたりに、東京とパリを結んでオンライン・インタビューを行った。
「今回はシリーズが始まって5周年で、海老さんと出会ってから15年という節目の年にあたります。シリーズのプログラムは3年目からテーマを決め、今回は《19世紀から現代に至るフランス音楽の調べ》と題し、海老さんの得意なフランス作品、交流のある作曲家の作品を選んでいただき、私もMC、4手と2台ピアノで共演します」
 こう語る福間洸太朗は、海老彰子とじっくりプログラムを練り、まさにレア・ピアノミュージックの本質ともいうべき珍しい作品を数多く組んでいる。
 その内容は、次号の「音楽の友」に掲載される予定である。
 海老彰子が選んだ作品では日本初演も含まれ、初めて聴く作品が披露される貴重な機会となる。
 福間洸太朗は、このシリーズを100回まで続けたいと意欲を示しているが、今後は海外のアーティストもゲストに呼ぶことを考慮しているそうだ。
posted by 伊熊よし子 at 20:51 | 情報・特急便

ルーカス・ゲニューシャス

 昨年、オンライン・インタビューしたロシアのピアニスト、ルーカス・ゲニューシャス。
 4月18日(金)には、浜離宮朝日ホールでピアノ・リサイタルを開く。
 今回のプログラムの聴きどころは、ラフマニノフのピアノ・ソナタ第1番のオリジナル版の演奏。これまでは改訂版の演奏が行われていたが、ゲニューシャスはロシア国立音楽博物館でオリジナル版の楽譜と出会い、そのすばらしさに感銘を受けたという。
 改訂版では第1楽章と第3楽章に大きく手が入れられており、かなり短くなっているが、オリジナル版は45分の長さがあるという。
 ゲニューシャスはその版をもとに、ラフマニノフのルツェルンの別荘で、作曲家が使用していたという1933年製スタインウェイを用いて録音を行っている。
 今回は、その演奏が日本初演という形で披露される。
 前半は、シューベルトの即興曲集が演奏される予定。インタビューでは、シューベルトとラフマニノフの共通項に関しても熱く語っていた。
 朝日ホールは響きがとてもいいホールである。久しぶりにゲニューシャスの鍛え抜かれたピアニズムを聴くことができる。とても楽しみである。
posted by 伊熊よし子 at 20:13 | 情報・特急便

ユンディ

 先日インタビューしたユンディの記事が、「intoxicate」のWEBにアップされた。
 ぜひ、読んでくださいね。


https://mikiki.tokyo.jp/articles/-/40091

posted by 伊熊よし子 at 17:42 | 情報・特急便
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