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迫昭嘉

 年が明けてから、対面のインタビューが増えている。
 先日は、ベートーヴェンの作品で高い評価を得、東京藝術大学教授を務めるなど後進の指導も意欲的に行っているピアニストの迫昭嘉に話を聞いた。
 これは5月13日にあいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスールのリサイタルを紹介する同ホールの冊子のインタビューで、大阪から担当者のOさんも参加し、マネジメントのオフィスで行われた。
 ドイツ作品を得意とする迫さんだが、今回のプログラムはガラリと様相を変え、前半にレスピーギの「リュートのための古い舞曲とアリア」全曲とドビュッシーの「映像」第1集が組まれ、後半はショパンの「舟歌」とピアノ・ソナタ第3番が選ばれている。
 そのプログラムを選んだ理由がとても興味深く、次第に人生論に発展し、さまざまな方向に話題が広がっていった。
 インタビューというのは、その人の人間性が浮き彫りになってくると、とてもおもしろい。単に作品の紹介や音楽に対する姿勢だけでは記事に深みが出ない。
 そこで、私はいつもそのアーティストの内面に迫っていくことをモットーとしている。
 迫さんも、最初は作品に関して話していたのだが、次第に自身がいま考えていること、これから音楽家としてどう歩んでいくかなどについて、本音で語ってくれた。
 大阪までリサイタルを聴きに行かれればいいのだが、なかなかそれは難しい。でも、冊子を読んでくれる人のために、迫さんのキャラクターが出る記事にしたいと思う。
 今日の写真は、インタビュー後のワンショット。

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posted by 伊熊よし子 at 18:26 | 情報・特急便

上野通明

 2021年10月、ジュネーブ国際音楽コンクールのチェロ部門において、日本人として初の第1位を獲得した上野通明が、1月20日に紀尾井ホールでリサイタルを開く。
 これに先駆け、彼にインタビューを行った。
 その記事がヤマハWEB「音遊人」にアップされた。
 ぜひ、読んでくださいね。

posted by 伊熊よし子 at 20:56 | 情報・特急便

八木大輔&秋川風雅

   最近は、音楽大学ではなく普通の大学に通いながらピアニストとしての歩みを進めたり、音楽家と他の職業を兼任する人が現れたり、クラシック界も時代の流れだろうか、多様性が目立つようになっている。
  そんな現代を象徴するような、若きピアニストが登場した。
  八木大輔(慶應義塾高校3年)と秋川風雅(慶應義塾高校2年)で、彼らはD&Fというユニット名でレコーディングとコンサートを行うことになっている。
  ふたりが4手や連弾を行うスタイルではなく、ひとつのアルバムでそれぞれが得意とする作品を演奏しているが、1曲だけ連弾が収録されている。D&F/ザ・ヴィルトゥオーゾ、2月23日発売(アールアンフィニ)。
  デビュー・アルバムのプログラムは、ショパン:練習曲嬰ト短調作品25-6、リスト:ドン・ジョヴァンニの回想、リスト:死の舞踏(八木)、ショパン:練習曲嬰ハ短調作品10-4、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調『熱情」作品57(秋川)、ラフマニノフ:イタリアン・ポルカ変ホ長調(連弾)。
  昨日はその紹介を兼ねたミニコンサートと記者会見がスタインウェイ・ジャパン青山ショールームで行われ、ふたりの勢いに満ち溢れた演奏を聴くことができた。
  ふたりとも、今後は音楽大学に進むことはせず、さまざまな分野の勉強を幅広く行いながらピアノを学び、じっくりと将来の道筋を立てていく方針のようだ。
  彼らの演奏とトークを聞いて感じたのは、D&Fは名前から命名しているのだろうが、私は「Dynamism&Freedom」という思いが胸に浮かんだ。
  八木大輔には以前「ぶらあぼ」でインタビューしたことがあったため、終演後に話を聞くと…。
「今日はまったくうまく弾けなかったんですよ。本当はもっともっと、今日の100倍くらいうまく弾けるんです。ぜひ、近いうちに聴いてください」といっていた。
  100倍というところが、彼らしい(笑)。
  彼らの目の前には大海原が広がっている。その大海に漕ぎ出す若き俊英たちの活躍に期待したい。
  なお、3月31日にはHakujuホール(18:30開演)で「ピアノ・ジョイント・コンサート〜ザ・ヴィルトゥオーゾ〜」が予定されている。さあ、100倍の力を発揮する演奏に期待しましょ。
  今日の写真は、素敵な外観と内装に彩られたスタインウェイ・ジャパン青山ショールーム。八木大輔(黒いシャツ)と秋川風雅(ジャケット着用)。

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posted by 伊熊よし子 at 16:52 | 情報・特急便
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