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ルネ・マルタン

 今年も5月3日から5日まで、東京国際フォーラムをメイン会場とし、その近隣エリアも参加して「ラ・フォル・ジュルネTOKYO2024」が開催される。
 今年のテーマは「オリジン」。日本で「ラ・フォル・ジュルネ」が誕生してから20年という記念の年にあたるため、これまで登場した作曲家を集めることになった。
 その話を聞きに、アーティスティック・ディレクターのルネ・マルタンに会いに行った。
 彼には何度もインタビューし、ナントの「ラ・フォル・ジュルネ」でも会っているが、いつも前向きで資料を抱え、その語り口はなめらかで音楽の魅力を話し出したら止まらない。
「私は完璧主義で、いわゆるオタクなんですよ。ですから、テーマに沿って作曲家のことを徹底的に調べ、作品を選び出し、この曲だったらどのアーティストが向いているかと結論を出していくわけです。それを完璧に調べ上げる。ですから、何年間も行っていますが、間違った選択をしたことはほとんどないし、失敗はありませんね」
 こう語るマルタンは自信満々である。「オタクなので」と何度もいい、笑いを誘う。
 今回のインタビューは、次号の「音楽の友」に掲載予定である。
 数多くのプログラムのなかから、とりわけお薦めのものと、マルタンが厳選した3つのコンサートを語ってもらった。
 彼は各地の音楽院の教授や指導者と親しいため、そうした人たちが「すばらしい才能が現れた」「この人は絶対に伸びる」「この才能は聴いておくべき」という、新たな演奏家を紹介してくれるという。
「そういうところにすぐに飛んで行き、実際に演奏を聴いてみます。そのなかから、私が《ラ・フォル・ジュルネ》で紹介したいと思う人を選び、プログラムを練り、演奏の場を提示するわけです」
 今回も、何人かこれから大活躍しそうな新たな才能が登場する。
 今日の写真は、「ラ・フォル・ジュルネ」のマスコットとともに。

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posted by 伊熊よし子 at 14:59 | 情報・特急便

ブルース・リウ

 2021年のショパン・コンクール優勝以来、来日のたびに取材やインタビューで話を聞いているブルース・リウ。
 今回は、10月に予定されているアラン・アルティノグル指揮フランクフルト放送交響楽団との共演でブルースがソリストを務めるため、その先行取材を行った。
 場所は田町にあるファツィオリのショールーム。ブルースはコンクール時からずっとファツィオリのピアノを愛奏し、来日公演でもこの楽器を使用している。
 彼が予定している作品は、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」。そのコンチェルトにまつわること、最初に演奏したときのこと、リチャード・レイモンドやダン・タイ・ソンら恩師からのアドヴァイスなどを聞いた。
 さらに、第1楽章、第2楽章、第3楽章の解釈と演奏法などについても聞き、このコンチェルトをとても愛しているということがわかった。
 これまで多くのことを聞いて記事にしてきたが、まだ聞いていないこともあったため、それらを次々に質問し、約50分のインタビューは終わった。
 最後は、「大阪で食べたさつまいもが、ものすごくおいしかった」という話で盛り上がり、焼き芋やスイートポテトのデザートまで食べ尽くしたそうだ。
「これまで日本ではいろんなおいしい物を食べたけど、さつまいもが最高だよ」といって、写真も見せてくれた。
 このインタビューは、ジャパン・アーツのHPほかに掲載予定である。
 今日の写真は、ファツィオリのショールームでの1枚。「みんなが、僕にピアノの椅子に座ってくれというけど、そればかりじゃおもしろくないでしょ。だから、ちょっと違ったスタイルで行くね」といいながら、立ってポーズを取ってくれた。

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posted by 伊熊よし子 at 22:55 | 情報・特急便

カザルス弦楽四重奏団

 昨年インタビューした、カザルス弦楽四重奏団の記事が、「intoxicate」のWEBにアップされた。
 ぜひ、読んでくださいね。


https://mikiki.tokyo.jp/articles/-/36464

posted by 伊熊よし子 at 16:35 | 情報・特急便
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