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第19回別府アルゲリッチ音楽祭ライブ映像

 2017年の「別府アルゲリッチ音楽祭」は、マルタ・アルゲリッチと小澤征爾かベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番で共演するというビッグニュースに湧いた。
 この年は世界に向けて音楽祭のWEB発信が行われたこともあり、両者の共演は世界の音楽ファンの間でも大きな話題となった。
 その映像がリリースされた。今日は「記録から記憶へ」のコーナーで、そのDVDを紹介している。ぜひ、読んでくださいね。
 
posted by 伊熊よし子 at 21:41 | 情報・特急便

ウラディーミル・アシュケナージ

 アシュケナージには、何度インタビューを行ってきただろうか。
 私が「ショパン」にいた時代にはいろいろ喧嘩もし、いろんな確執もあり、ショパン・コンクールの審査員を務めていた彼にインタビューを申し込んだところ、逃げ腰になられたこともある。
 やがて何度も取材を重ねているうちに、表情がやわらかくなり、いまではいろんなことを率直に話してくれるようになった。
 ただし、アシュケナージは「音楽のことは話さないよ。私はすべてを演奏で表しているから」というのがモットー。それでは記事が書けないため、私はいつもしつこく食い下がることになる。
 先日、ウィーン&グラフェネックから早朝に帰国し、その日の午後にインタビューが組まれていた。成田から大急ぎで自宅に戻り、スーツケースを置いて顔を洗い、軽くランチを食べ、着替えてアシュケナージが滞在しているホテルに駆け付けた。
 アシュケナージは、今秋アイスランド交響楽団とともに来日ツアーを行う(11月3日、8日、16日)。ソリストは辻井伸行である。その話を聞くためのインタビューである(家庭画報)。
 いつもながら音楽の話はせずに、さまざまな方面に話題が広がっていく。夫人も同席し、半分以上は彼女が質問に答えてくれた。
 ただし、辻井伸行に関しては、大いに口がなめらかだった。アシュケナージは、辻井さんの話題になると、表情がとても柔和になる。「NOBUはいいピアニストだよねえ、性格もいいし。あんなに純粋に音楽と向き合っている人は、近ごろ珍しいんじゃないの」といっていた。
 夫人も、「そうそう、そうなのよ。いつも私はその真摯な姿勢に感動してしまうわ」と話していた。
 アイスランド交響楽団との共演で、辻井伸行はショパンのピアノ協奏曲第2番と、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を演奏する。両曲とも、ピアニストとしてのアシュケナージが得意とするコンチェルトである。どんなコラボレーションが生まれるのか、興味は尽きない。
 今日の写真は、インタビュー中のアシュケナージ。おかしかったのは、撮影のときにカメラマンが「笑顔ください」といったら、「私は笑わない。ここで笑ったら変だろう。笑わないよ」と、かたくなに笑顔を見せなかった。やっぱり、難しい人だよね。

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posted by 伊熊よし子 at 23:17 | 情報・特急便

堤剛

 毎年、鹿児島で開催されている「霧島国際音楽祭」は、世界にも広く知られる人気の高い音楽祭で、今年は第39回を迎える(7月19日〜8月5日)。来年はいよいよ第40回というメモリアルイヤーである。
 先日、音楽監督を務める堤剛さんにインタビューを行い、発足時代からのこと、音楽祭の特徴、世界各国から訪れる著名なアーティストのこと、受講生たちのこと、ファイナルコンサートのことなど、多岐に渡る話を聞いた。
 このインタビューは、次号の「ぶらあぼ」に書く予定になっている。
 堤さんは、今年参加するアーティストについて、またコンサートの内容について、そして音楽祭の特徴について熱く雄弁に語ってくれた。
 この音楽祭は雄大な自然のなかで行われ、温泉もあり、食事もおいしく、地元の人たちも温かく、みんなが「また参加したい」と思うほど魅力的だそうだ。
 私も何度か取材にいきたいと考えたことがあったが、残念ながらいまだ実現していない。
「ぜひ、一度いらしてください。実際にきていただかないと、よさはわからないと思いますので。きっと気に入ってもらえると思いますよ」
 堤さんにも担当のIさんにも強く薦められたため、ぜひいかねばという気になった。
 なにしろ、この音楽祭の常連であるダン・タイ・ソンやエリソ・ヴィルサラーゼには、じきじきに「ぜひ、いらっしゃいよ」といわれているからだ。
 霧島国際音楽祭は、志はあるけどなかなか留学ができないという若手音楽家に、世界一流のアーティストがレッスンをするというコンセプトがある。2週間というもの、レッスン、コンサート、仲間の聴講、ランチミーティングなど、盛りだくさんの内容が組まれている。私も若ければ、取材ではなくレッスンに参加したいと思ってしまうくらいだ。
 ぜひ、来年は40周年記念の年だから、足を運びたいな。
 今日の写真は、インタビューに答える堤剛音楽監督。

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posted by 伊熊よし子 at 22:30 | 情報・特急便
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