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フォルテ・ディ・クアトロ

 8月にソウルで取材をしたヴォーカル・ユニット、フォルテ・ディ・クアトロが、デビュー・アルバム「フォルテ・ディ・クアトロ」(ユニバーサル)リリース記念ショーケースのために来日した。
 昨日は16時からインタビューがあり、彼らとの再会を喜び合った。
 メンバーはこの日の午後来日し、私はインタビューのトップバッター。ユニバーサルの玄関で、担当者と一緒に彼らのマイクロバスを迎え、みんなで握手をしたりハグしたり、大騒ぎ。
 さて、インタビューではソウルで聞き逃したことに集中し、さらにプラハで録音したばかりというセカンドアルバムの話を聞いた。次なるアルバムは、オーケストラをバックにうたうクラシカルな選曲だそうで、ナマのオーケストラとの共演に最初は戸惑ったようだ。
 しかし、リハーサルが進むにつれ急速に音楽がよくなり、その結果すばらしい歌がうたえたと口をそろえた。
 彼らとは2度目のインタビューゆえ、途中から話がどんどん脱線。全員が大笑いしながらのインタビューとなった。
 そして今日は、15時半からイタリア文化会館でショーケースが行われた。デビュー・アルバムのなかから数曲がうたわれ、トークも交え、約1時間にわたって力強く情熱的な熱唱を披露した。
 彼らは、今日の夜半の便でソウルに帰国するそうだ。1泊の東京滞在だが、「おいしいものをたくさん食べたよ」といっていた。
 ぜひ、今度はコンサートで来日してほしい。
 今日の写真は、インタビュー後の1枚と、写真撮影が許可されたショーケースでのワンショット。

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posted by 伊熊よし子 at 21:27 | 終わりよければ…取材奮闘記

フォルテ・ディ・クアトロ 5

 フォルテ・ディ・クアトロの取材記の最後は、彼ら4人のパーソナル・データを紹介したいと思う 

[フォルテ・ディ・クアトロのAtoZ的データとコメント]
@ 身長
A 生年月日
B 血液型
C 好きな食べ物
D 好きなことば
E 好きな女性のタイプ
F 日本のイメージ
G 好きな日本食
H 座右の銘
I 影響を受けたアーティスト

●キム・ヒョンス
@182センチ
A1987年1月12日
BB型
Cサムギョプサル
D愛している
E女性らしくて、落ち着いた女性
F整理されている感じ、人々のマナーがいい、またぜひいってみたい
G寿司(高いけど)、蕎麦(日本蕎麦がこんなにおいしいとは、ある種の美学を感じるね)
Hいつも優しく
Iホセ・カレーラス

●コ・フンジョン
@173センチ
A1983年6月19日
BAB型
C肉類
D他人に迷惑をかけない
E互いを尊重できる人
Fきれいで、マナーもよく、見どころ満載。自分の好きな楽器や野球関連グッズもたくさんあり、すごく楽しい
Gオムライス(ただし、フンジョンはダイエットのために炭水化物は摂らないため、ライスは人のお皿に。みんなが「じゃ、オムレツを頼めばいいんだよ」というと、「そうじゃない。卵と上のソースがおいしいんだ」「あれ、ケチャップだよ」「いいんだってば」と反論。
Hクイーン
Iミスチル、B’z、L’Arc〜en〜Ciel

●イ・ビョリ
@177センチ
A1989年1月10日
BA型
C牛肉
Dおいしい
E外見より内面が美しい人
F近くて似ているが、どこか違う
G卵サンドイッチ
H悪にも負けず、善をもって悪に勝て(聖書より)
Iアンドレア・ボチェッリ、好きな日本人アーティストはAcoustic Caféの「Lasr Carnival」

●TJソン
@186センチ
A1988年10月20日
BA型
Cイタリアン、チーズなどすぐ太る食べ物
Dオッケー
E一部分ではなく、全体的に「この人だ!」と思える人
F礼儀正しくて、余裕があるように見える。全体的に市民意識がたかそうに思えた。特に出勤時など、みんな自転車に乗ったり歩いている姿がとてもよかった
G寿司、特にウニ
Hすべてのことに感謝しよう。後悔することがあっても、それでも感謝しよう
Iマイケル・ブーブレ(音楽も好きだが、彼の音楽観が好きで、尊敬する)、好きな日本人アーテEストはX JAPANなど。日本の音楽はどのジャンルにおいても深さが感じられるので、とてもすばらしいと思う

 今日の写真は、フォルテ・ディ・クアトロのコンサート会場のロビーに飾られていた写真。韓国では、お祝いのお花の代わりに、お米が写真の前に置かれている。

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posted by 伊熊よし子 at 15:50 | 終わりよければ…取材奮闘記

フォルテ・ディ・クアトロ 4

[日本は一度で大好きになった。食べ物がすばらしいし、みんなマナーがいい。またすぐにでも訪れたい]

 そんな彼らは今夏、韓国のファンを乗せたクルーズ船でうたい、日本の港に立ち寄った。そのときにほんの少しだけ銀座に寄ったという。そのときの感想も4人4様だ。
 フンジョンは「日本のビールって最高だよね。もう全銘柄を飲みくらべたかったくらい。牛カツもおいしかったなあ」。
 ヒョンスは「とんかつもおいしかったじゃない、蕎麦もね。なんか、食事に哲学を感じるよなあ」。
 TJは「なんといっても本場の寿司だよ、ウニが最高。お金をためて、星がいくつか付いたいいお店で食べたいなあ」。
 そこにビョリのひとことが入る。「コンビニの卵サンドイッチに驚いたよ。なんておいしい物が日本にはあるんだって、目からウロコ。卵サンドがこんなにおいしいなんて、生まれて初めて知ったよ。コンビニでこのレベルだから、パン屋さんが作った卵サンドはどれだけおいしいんだろう。ああ、卵サンドの夢を見そう」
 3人は初めての日本だったが、フンジョンは友人がいるため、しばしば来日しているそうだ。彼は野球が趣味で、ピッチャーとキャッチャーを担当するそうだが(?)、銀座で貴重なグローブを手に入れたという。
 これに続きヒョンスに趣味を聞くと、またまた変てこりんな答えが戻ってきた。
「ぼくは趣味を探しているところなんです。完璧主義なので、趣味もじっくり探さなくてはならない。いま、新しい趣味を探求しているところです」
 みんながクスクス笑っている。
 TJの趣味は食べ歩きと旅。「両方を兼ねたグルメ旅が一番楽しい。今度、日本に行ったら、食べまくるつもり、ああ、ウニの寿司、待ち遠しい」。
 そして、ビョリはやはりサプライズだ。
「ぼくは多趣味なんです。第3の趣味は水上スキーとロッククライミング。すごいでしょう、結構大変なんですよ。第2の趣味は絵を描くこと。子どものころからいつも絵を描いています。マンガも得意です。プラモデルを作るのも好きだったけど、これは時間がかかるのでいまはできません。そして第1の趣味は食べ歩き。卵サンドが呼んでいる(笑)」
 このインタビューの間に、TJがずっといい続けていたことばがある。それは「すみません」という日本語。
「日本にいったら、人に声をかけるときも、お礼をいうときも、支払いをするときも、エレベーターに乗るときも、食事を注文するときも、全部“すみません”で済む。このことば、すごく便利だよね。もうこれだけで用が足りる」
 それからは、みんなで「すみません」「すみません」の連呼。まさに陽気で人なつこいナイスガイの4人だった。
 今日の写真は、デビュー・アルバム「フォルテ・ディ・クアトロ」のジャケット写真。

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posted by 伊熊よし子 at 17:53 | 終わりよければ…取材奮闘記
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