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ヤマハ オトノ仕事人

  いつもはインタビューをする側なのに、今回はインタビューをされて、撮影も行われるという逆の立場となった。
  「ヤマハ  オトノ仕事人」というWEBサイトに参加することになったのである。
  インタビュアーは、以前からよく存じ上げている原典子さんだったため、とても話しやすかった。
  実は、このインタビューはスタッフが女性ばかりで、仕事の話から私の料理レシピの話に広がり、みんな食べ物の話題が大好きなため、予定の時間を大幅に超え、最後はワイワイと女子会のような様相を呈することになった。
  そして、今日は撮影日。銀座にあるヤマハのスタジオで行われ、なんだか不思議な気分。いつもはアーティストのインタビューを行い、撮影に立ち会っている場所だから。
  今日も、スタッフ全員が女性。和気あいあいとした雰囲気のなか、撮影はスムーズに進み、なんとか私も緊張感をあまりもたずに終了することができた。
  すべてはスタッフのみなさんのおかげである。
  最近はZoomやYou-Tubeなど、顔を出す仕事が多くて困る。こういうことは苦手だからだ。
  先日も、「週刊朝日」の編集のかたから依頼があり、ベートーヴェン生誕250年の特集号のために話を聞かせてほしいといわれた。Zoomか電話インタビューで、とのことだったので、迷わず電話を選んだ。
  本当にこういう技術の進歩は、いい面もあり、悪い面もある。いつも、なんとか顔を出さないで済ます方法を考えている。
  さて、「オトノ仕事人」は、どんな仕上がりになるのだろうか。
  
  
posted by 伊熊よし子 at 22:24 | 終わりよければ…取材奮闘記

小林愛実、松田華音

  「音楽の友」の「若手ピアニスト特集」の取材がようやく終わり、あとは原稿の入稿を少し残すのみとなった。
   峠を越えた感じがしているが、まだまだすべて終わるまで気が抜けない。
   今回は、本当に多くの若手ピアニストに会い、話を聞くことができた。
   記事は、そうしたアーティストの近況、いま一番やりたいこと、目指していることなどにスポットを当てている。
   今日の写真は、小林愛実と松田華音。ふたりともデビュー当初から演奏を聴き続け、インタビューも行っているため、その成長の過程を見ることができる。
   でも、若いアーティストはちょっと会わないうちに大きく成長し、立派なプロの顔になっている。もちろん、演奏もそれ相応の変貌を遂げ、成熟していく。
   たのもしい限りだが、「大人になったわねえ」というと、必ず「年とるのが早くて…」という。どういうこっちゃ、こっちはどうしたらいいんじゃ(笑)。

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posted by 伊熊よし子 at 23:31 | 終わりよければ…取材奮闘記

山中惇史、鐵百合奈、太田糸音

  いま、連日のように「音楽の友」3月号(2月18日発売)の「若手ピアニスト特集」のインタビューを行っている。
  つい先ごろ、山中惇史、鐵百合奈、太田糸音の3人の若きピアニストに話を聞いた。
  それぞれ個性的なピアニストで、話もとても興味深く、1時間に渡っていろいろ話してくれたが、なにしろ文字数が限られているため、ほんの少ししか紹介できない。
  いつも感じることだが、「もっとページがあればいいのに」「こんなにいろいろ聞いても、エッセンスしか書けない」「せっかく時間をとってくれたのに、ほとんどさわりのところだけ」と、悩んでしまう。
  ただし、短い文章でも、端的にその人の音楽とのかかわり方、ピアノへの思い、音楽家としての人生が伝わるように表現しなくてはならない。
  まだまだ取材は続くが、締め切りも迫ってきている。
  昨日はサントリーホールに「情熱のアランフェス、輝きのモーツァルト」と題したコンサートを聴きにいった。これはギターの河野智美とピアノの八木大輔がコンチェルトを演奏するもので、以前「ぶらあぼ」でふたりにインタビューをし、プログラムなども執筆している。
  さらに明日は、プラシド・ドミンゴの「プレミアム・コンサート・イン・ジャパン」を聴きに行く予定である。
  取材が多く、原稿の締め切りが重なっていると、コンサートにいく日は、てんやわんやの状態になる。もっと落ち着いた状況でゆっくり音楽を聴くことができればといつも思うが、こればかりはなんともならない。
  今日の写真は、若きピアニストの山中惇史、鐵百合奈、太田糸音。これから大きな海原に漕ぎ出す人ばかりだから、聞いた話は自分のなかにためておいて、また何かの機会にじっくり書きたいと思う。

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posted by 伊熊よし子 at 22:40 | 終わりよければ…取材奮闘記
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