2020年11月16日
鈴木優人
11月3日、東京オペラシティコンサートホールでヘンデルの歌劇「リナルド」のセミ・ステージ形式による上演が行われた。
これは鈴木優人プロデュースによるBCJ(バッハ・コレギウム・ジャパン)オペラシリーズVol.2で、出演者がみなもてる実力を最大限発揮した、すばらしく内容の濃いオペラとなった。
公演評は、「公明新聞」に書く予定になっている。
先日、その鈴木優人にインタビューを行った。当日は、「音楽の友」2021年1月号の表紙撮影もあり、巻頭インタビューゆえ、長時間に渡って話を聞くことができた。
今年はバッハ・コレギウム・ジャパンの創立30周年にあたる年。このメモリアルイヤーに貴重なオペラ「リナルド」が上演されたことになる。
インタビューでは、もちろん「リナルド」について、バッハ・コレギウム・ジャパンの首席指揮者を務めることについて、子ども時代からの音楽の付き合い方について、さらに来年の予定まで多岐に渡る話が出たが、もっとも興味深かったのはJ.S.バッハの「マタイ受難曲」に関した話。
なんでも、この作品は小学1年生のときから興味を抱いていたとか。その「マタイ受難曲」を来年演奏することになっている。
記事では、バッハ・コレギウム・ジャパンの話題をメインに、彼の多角的な活動とともに、なかなか聞くことができない貴重な子ども時代の話まで、じっくり紹介したいと思う。
今日の写真は、インタビュー後の1枚。表紙撮影のためにヘアメイクがなされたが、「メイクなんてしたことがないから、どうやって落とすのかわからない」と苦笑していた。
posted by 伊熊よし子 at 22:12
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