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ジャパン・アーツ新春懇親パーティー

 今日は都内のホテルで「ジャパン・アーツ新春懇親パーティー」が開かれた。
 例年、この会には多くの所属アーティストが参加する。
 今日も、2018年の招聘企画やさまざまなアーティストのコンサートの企画が映像で流され、乾杯に続き、アーティストの紹介と今年の予定かーが発表された。
 毎年、ここでは新たなアーティストに会うことができ。とても楽しみである。
 今日は、2017年に国際コンクールで優勝した若きアーテストふたりに会うことができた。
 ひとりは、2004年生まれのチェリスト北村陽。2017年カザフスタンで行われた「第10回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクール」のチェロ部門で優勝に輝いた、現在13歳の新星だ。今年はすでにさまざまなコンサートが入っているという。

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 もうひとりは、1998年生まれのピアニスト藤田真央。2017年「第27回クララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール」で優勝の栄冠を手にした逸材である。今年はヴェルビエ音楽祭に招かれているそうで、その音楽祭が終わったら、インタビューで様子を話してくれることになった。

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 ソプラノの松本美和子にも久しぶりにお会いし、あいさつをしたが、今年は喜寿を迎えるそうで、7月に記念リサイタルを行うという。

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 チェロの長谷川陽子、ピアノの仲道祐子、ピアノの三舩優子も「美女3人組」として写真を撮らせてもらった。

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 いよいよ今年のコンサートシーズンが、本格的な幕開けを迎えた感じがする。さて、今年はどんなすばらしい音楽に出合えるだろうか。
 
 
 
posted by 伊熊よし子 at 22:23 | クラシックを愛す

2017年の新譜

 先日、音楽専門誌に「2017年のCD&DVDベスト5」という記事を書いた。
 実は、この原稿のために今年1年間にリリースされた録音と録画を調べていたら、CDデビューを果たした若手器楽奏者が非常に多い年だったことに気づいた。
 ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、チェンバロなどの分野で、すばらしい才能をもった逸材がそれぞれ個性的なアルバムを制作している。
 それに加え、今年はいま勢いに乗る若手指揮者が記憶に残る録音をリリースしている。
 そこで、明日の締め切り分の「ヤマハWEB音遊人」でも、この新星たちの録音にスポットを当てることにした。
 エドガー・モロー(チェロ)、ジャン・ロンドー(チェンバロ)、リュカ・ドゥバルグ(ピアノ)、ニルス・メンケマイヤー(ヴィオラ)、カルテット・アロド(弦楽四重奏)、ベアトリーチェ・ラナ(ピアノ)、アレクサンダー・クリッヒェル(ピアノ)らがみずみずしく勢いに満ちた録音を残している。
 そして、ジョフロワ・クトー(ピアノ)も印象的なブラームスの録音を作り出した。
 最近は若手指揮者の台頭も著しく、テオドール・クルレンツィス、アンドリス・ネルソンス、ヤニック・ネゼ=セガン、フィリップ・ジョルダン、ヤクブ・フルシャ、ウラディーミル・ユロフスキらがオペラとシンフォニーを両輪としてスター街道を突っ走っている。
 こうしてみると、今年は各ジャンルで実り豊かな音源が誕生した。これを「音遊人」の記事に書きたいと思う。
posted by 伊熊よし子 at 21:47 | クラシックを愛す

デニス・マツーエフ

 12月1日からワレリー・ゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場管弦楽団が日本ツアーを行い、連日各地で演奏を行うというタフなスケジュールをこなしている(全10公演)。
 今日は最終日で、13時と18時にサントリーホールで2公演が組まれ、ピアノのデニス・マツーエフがソリストを務め、ラフマニノフのピアノ協奏曲を1日に4曲演奏するという快挙を成し遂げた。
 このプログラムの原稿のマツーエフの項を担当したため、事前に知っていたのだが、まさに彼しかできないハードスケジュールである。
 マツーエフは、「ラフマニノフのコンチェルトは、マエストロ・ゲルギエフとぼくとの代名詞的な存在」だと語る。とりわけ第3番は、13歳から弾き始め、自分の血となり肉となっている作品とか。
 今日の演奏も、まさしく自家薬籠中の作品を演奏する自信に満ちあふれたピアニズムだった。弱音から開始したが、次第にパワー全開、強音の部分ではピアノが壊れそうな(?)はげしい音楽がホール全体を包み込んだ。
 マツーエフはいま3つの重要な国際音楽祭の芸術監督を務めているが、新しい世代の若手音楽家たちにこうした音楽祭に出演する機会を与え、道を拓いてあげるのだという。
 192センチの堂々たる体躯の持ち主で、いまどき珍しく燕尾服を身に着け、演奏はパワフルそのもの。インタビューでも、大きな声でジョーク連発のエネルギッシュなタイプだが、後進に温かい目を向ける面を持ち合わせている。
「ぼくは男らしく堂々とした演奏で、作曲家の内なる意思を表現したい」
 なるほどね、その強さ、しっかり伝わってきました。
 
posted by 伊熊よし子 at 23:31 | クラシックを愛す
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