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鈴木優人

   11月3日、東京オペラシティコンサートホールでヘンデルの歌劇「リナルド」のセミ・ステージ形式による上演が行われた。
   これは鈴木優人プロデュースによるBCJ(バッハ・コレギウム・ジャパン)オペラシリーズVol.2で、出演者がみなもてる実力を最大限発揮した、すばらしく内容の濃いオペラとなった。
   公演評は、「公明新聞」に書く予定になっている。
   先日、その鈴木優人にインタビューを行った。当日は、「音楽の友」2021年1月号の表紙撮影もあり、巻頭インタビューゆえ、長時間に渡って話を聞くことができた。
   今年はバッハ・コレギウム・ジャパンの創立30周年にあたる年。このメモリアルイヤーに貴重なオペラ「リナルド」が上演されたことになる。
   インタビューでは、もちろん「リナルド」について、バッハ・コレギウム・ジャパンの首席指揮者を務めることについて、子ども時代からの音楽の付き合い方について、さらに来年の予定まで多岐に渡る話が出たが、もっとも興味深かったのはJ.S.バッハの「マタイ受難曲」に関した話。
  なんでも、この作品は小学1年生のときから興味を抱いていたとか。その「マタイ受難曲」を来年演奏することになっている。
  記事では、バッハ・コレギウム・ジャパンの話題をメインに、彼の多角的な活動とともに、なかなか聞くことができない貴重な子ども時代の話まで、じっくり紹介したいと思う。
  今日の写真は、インタビュー後の1枚。表紙撮影のためにヘアメイクがなされたが、「メイクなんてしたことがないから、どうやって落とすのかわからない」と苦笑していた。

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posted by 伊熊よし子 at 22:12 | クラシックを愛す

コンサートが動き出す

  最近、コンサートが徐々に行われるようになり、少しずつ状況が動き出してきた感じがする。
  もちろん、マスク着用、手の消毒、検温、人との距離を保つなど、さまざまな制限のもとに開催されている。
  10月29日はギターの河野智美(王子ホール)、11月3日はヘンデルの歌劇「リナルド」(東京オペラシティ)、5日はチェロの伊藤悠貴とピアノの上原彩子のリサイタル(Hakujuホール)を聴きに行き、9日はウィーン・フィル(サントリーホール)、10日はピアノの舘野泉(東京オペラシティ)を聴きに行く予定である。
  こうしたコンサートは、新聞や音楽雑誌の公演評を書くことになっているものもある。
  やはり長い間ナマの演奏を聴いていないと、ステージにアーティストが登場しただけで感動してしまう。
  そして、演奏に耳を傾けている至福の時間が、なんと貴重な瞬間なのだろうと改めて思い知らされる。
  今後もまだまだ大変な状況が続くと思うが、できる限り早く、以前の状態でコンサートが行われることを願うばかりである。
  最近は対面のインタビューもできるようになってきたが、久しぶりに会うアーティストがみな以前より雄弁に、また熱心に語ってくれるのを見ると、やはりZoomや電話などの間接的なインタビューより、実際に会う方が話が弾むことを実感する。
  今年もあと2カ月を切った。年末まで、どんな形で仕事が動いていくのだろうか。いい方向に進むことを願って…。
  
posted by 伊熊よし子 at 22:28 | クラシックを愛す

DUO2

  Hakujuギター・フェスタの10周年を記念して制作したアルバム「DUO」は、日本を代表するギタリストの荘村清志と福田進一の初共演録音として、高い評価を得た(コロムビア)。
  これはギターに適した音響をもつハクジュホールでの録音。5年後の今年、今回は次世代のギター界を担う鈴木大介と大萩康司が加わり、4人が相手を変えながらDUOを組み、「DUO2」と題したアルバムを作り上げた。
  その話を聞きに、ハクジュホールに出かけた。
  4人はそれぞれ作品や解釈、表現、共演相手に関して一家言をもつ実力派。
  このインタビューは各々の話を順に聞きながら進めたが、次第に合宿のような状態になり、いや、飲み会のような雰囲気といった方がいいかな、わいわいがやがやいろんな話が飛び出した。
  もっとも強く感じたのは、実に仲がいいということ。先輩格のふたりに敬意を表しながら、後輩たちも自由に発言する。そして先輩のふたりも、後輩のふたりを温かく見守り、将来を託す。
  同じ楽器でそれぞれソリストとして活躍している4人が、こんなに自然体で仲がいいというのは、あまり見たことがない。
  やはりギターという楽器が親密な雰囲気を生むのだろうか。
  オフレコになると、かなり「ぶっちゃけた話」が飛び出し、終始笑いの絶えないインタビューとなった。
  アルバムは11月18日にリリースされる。プログラムはアルベニス、ソル、サラサーテ、フォーレなど多種多様。
  このインタビューは、次号の「intoxicate」に書く予定である。
  今日の写真は、インタビュー後のワンショット。彼らはいつもだれかと目を合わせ、笑っている。

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posted by 伊熊よし子 at 21:29 | クラシックを愛す
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