2021年09月10日
山瀬理桜
ノルウェーの民族楽器、ハルダンゲルヴァイオリンの奏者、山瀬理桜は日本におけるこの楽器の第一人者である。
彼女にはかなり前にインタビューでお会いしたことがあったが、ここしばらくはまったく会う機会がなかった。
今回は久しぶりにインタビューすることができ、再会を喜び合った。
これは「音楽の友」の「マリアージュなこの1本」のインタビュ―で、代々木公園の近くにあるノルウェーのコーヒーがおいしいと評判のフグレントウキョウで行われた。
ここはオスロのFUGLENの日本1号店で、内装などもオスロのお店を思わせるように工夫されている。
山瀬理桜は、とてもエネルギッシュで前向きなタイプ。話は楽器の特徴、楽器との出合い、ノルウェーでの勉強、日本に帰国してからの楽器の広め方までさまざまな面に及び、ずっと明るく雄弁に話してくれた。
その様子を記事ではリアルに再現したいと思っている。
今日の写真は、お店のでの様子と、美しいハルダンゲルヴァイオリン。
私もノルウェーは大好きで、以前グリーグの取材で訪れたことがあるため、彼女とは「一晩中でもノルウェーの話ができそうね」といって笑い合った。
posted by 伊熊よし子 at 18:39
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2021年09月07日
piaNA
ピアノ・デュオのpiaNA(西本夏生と佐久間あすか)が、彼女たちに献呈された作品を含むニコライ・カプースチンの「4手のためのピアノ作品集(BRAVO RECORDS)をリリースした。
これはいまの時代を反映したクラウドファンディングによる制作で、カプースチンが2020年7月2日に亡くなったため、急きょレコーディングが進行したのだという。
これはいまの時代を反映したクラウドファンディングによる制作で、カプースチンが2020年7月2日に亡くなったため、急きょレコーディングが進行したのだという。
その話を聞きに、piaNAのおふたりに会いに出かけた。
カプースチンの音楽への愛、作曲家本人に会ったときの様子、ふたりで演奏するということ、作品の解釈や内容など、さまざまな話を聞くことができた。
もっとも印象的だったのは、「ひとりだとなかなかできないことも、ふたりだったら何でもできる」と明言したこと。
彼女たちは性格がまるで違うのに、音楽に対するアプローチや取り組み方が完全に一致していること。本当に世の中にこんなにも音楽的に会う人がいるなんて驚きだと、熱く語っていた。
このインタビューは、次号の「レコード芸術」に掲載される予定になっている。
今日の写真は、スペインのデシグアルというブランドの、絵画を思わせるような色彩の衣裳を着たおふたり。私もスペインが大好きなので、Desigualの洋服をぜひ探したいと思っている。
posted by 伊熊よし子 at 17:17
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