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サッカー、テニス、ノルウェー、いわし

 1月12日(現地時間)、セリエAの名門ACミランに移籍した本田圭佑が、アウェーのサッスオーロ戦でデビューを果たした。
 後半20分にピッチに登場、38分には得意の左足で鋭いシュートを放ったが、惜しいことにポストを直撃、得点にはいたらなかった。本当に残念。
 でも、本田が投入されてから劣勢だったミランに攻撃のリズムが戻り、「ONDA、ONDA」のコールのなか、本田は確かな存在感を示した。
 イタリアの新聞はほとんどが好意的で、ポスト直撃のシュートは「不運のオスカー賞」とまで書かれた。
 連休は、コンサートやサッカー観戦で寝不足気味。週が明けたら、いよいよ全豪オープンが始まった。ロジャー・フェデラーは今シーズンからステファン・エドバーグをコーチにつけている。今日の初戦は無事にストレート勝ちを収めた。
 そんなこんなで原稿が滞っている(いいわけにならないか)。いまは3月に開催される「東芝グランドコンサート」のプログラム原稿で、ノルウェーの記事を書いている。
 今年はいまヨーロッパで熱い視線を浴びている指揮者、ヴァシリー・ペトレンコとオスロ・フィルハーモニー管弦楽団の来日が予定されているからだ。
 先日、ソリストを務める諏訪内晶子のインタビュー原稿は入稿したのだが、編集担当のIさんからノルウェーの記事を書いてほしいとの連絡が入り、2007年にかの地を訪れたときのことを思い出し、土地、文化、音楽、作曲家、画家、人々の気質などについて原稿をまとめている。
 今日は、その合間を見て、れいの昔からやっている魚屋さんに顔を出した。とても新鮮ないわしを見つけ、それを3枚におろしてもらい、あさりも買った。
 いつもながら、ていねいにおろしてくれるご主人が、「今年は暖冬だったから、いわしの脂がなかなかのらなくてね。ところが、ここしばらく急に冷え込んだため、こんなに脂ののったいわしになったんだよ。これはぜひ、さしみで食べてよ。絶対うまいから」と教えてくれた。
 このお店でこういう話を聞きながら、今日のお薦めをゲットするのはとても楽しい。鮮やかな包丁さばきを間近に見ることができるのも貴重だ。
 家に戻って、さっそく大きめにざくざく切って、大葉、しょうが、ごまを少し入れてあえ、おしょうゆをタラリ。最後に梅肉を少しプラスして、すし飯を用意して乗せた。そのおいしいこと。ご主人のお薦めのいわしは、本当に新鮮で脂がのっていて、ぷりぷりだった。
 残りは、オイル漬けを作った。これは日曜日に学生時代の友人夫婦が遊びにくるため、そのときの前菜のひとつにしようと思っている。
 あさりは、ボンゴレ用ににんにくとタカノツメを入れたオリーブオイルでざっと炒め、白ワインを加えた。これでパスタさえゆでれば、おいしいランチの出来上がりだ。
 今日の写真は、魚屋さんがきれいにおろしてくれたいわし。包丁を2種類使って、ていねいに処理していく。プロの手さばきは、ため息が出るほどで、見とれてしまいましたよ(笑)。

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posted by 伊熊よし子 at 22:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | ロジャー・フェデラー

ルドルフ・ブッフビンダー、内田光子のコンサート

 今年の11月12日と13日、サントリーホールでルドルフ・ブッフビンダーが弾き振りを行い、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲演奏を行う。オーケストラはウィーン・フィル。
 さらに11月3日、7日には同ホールで内田光子がリサイタルを行う。
 いま、その両者に関して、サントリーホールの情報誌「Enjoy!」の記事を書いているところである。
 ブッフビンダーは、以前インタビューをしたときに、ベートーヴェンのコンチェルトの話を聞くことができたので、それを交えて原稿を書こうと思っている。
 内田光子のインタビューは、もうかなり前のことになるが、今回のプログラムで取り上げるモーツァルト、シューマン、シューベルトの話を彼女が熱っぽく語ってくれたため、それをメインに据えた原稿にしようと考えている。
 秋は、このように大物アーティストの来日が相次ぐ。まだ夏前なので、かなり先のことのように思えるが、原稿に関してはもう秋の公演の依頼が多い。
 こうして、どんどん時間に追われ、あっというまに月日がたってしまうのである。
 クラシックのコンサートの場合、チケット発売が早いため、常にそれに合わせた時期に原稿を書くことになる。
 でも、ブッフビンダーも内田光子のコンサートも本当に楽しみだ。
 先日は、この内田光子のリサイタルが札幌のKitaraであるため、そこでの原稿(CDレビュー)も入稿した。
 もう6月だ。いろいろと押せ押せで、あわただしい毎日だが、今週はテニスのグランドスラム、フレンチ・オープン(ローランギャロス)の真っただ中。ロジャー・フェデラーはベスト8に進み、昨日の勝利でマッチ900勝を記録した。
 というわけで、仕事をしていても気が気ではない。
 そうこうするうちに、ウィンブルドンが始まってしまう。
 ワーッ、いつ仕事をすればいいんだ。テニスはライヴで見ないとつまらないし、なんといっても長時間の試合が多い。ビデオを撮っておいても全部は見られないし、はて困ったゾ(笑)。
 まあ、なんとか折り合いをつけますか。
 
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posted by 伊熊よし子 at 21:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | ロジャー・フェデラー

ユッセン兄弟

 いつも感じていることだが、新たなアーティストのデビューCDのライナーノーツを執筆することは、特別な意義をもつ。
 今回は、オランダのルーカスとアルトゥールという10代のピアニストのドイツ・グラモフォンにおけるデビュー・アルバムとセカンド・アルバムのライナーを書くことができた。
「月光?ユッセン兄弟デビュー」と、「シューベルト:即興曲集」という2枚同時リリース(4月24日)で、すでにオランダではデビュー・アルバムは2010年4月に発売され、わずか1日でゴールド・ディスク(1万枚)達成、同年12月にはプラチナ・ディスクに認定されている。
 さらにセカンド・アルバムのシューベルトは2011年9月にリリースされ、こちらもゴールで・ディスクに認定されている人気ピアニストである。彼らはこれらのアルバムに、各々のソロ演奏と、4手の演奏を収録している。
 ルーカスは1993年、アルトゥールは1996年生まれ。ふたりとも5歳でピアノをはじめ、幼いころからさまざまな場で演奏し、ベアトリックス女王の記念祝賀会でも演奏、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団とも共演している。
 彼らは2005年からマリア・ジョアン・ピリスの指導を受け、現在も機会あるごとに彼女からレッスンを受けている。
 ルーカスとアルトゥールは、ピリスが2007年12月にブラジルで行ったマスタークラスに参加し、この模様がNHKのドキュメンタリーとして放映されたから、それを記憶している人もいるのではないだろうか。
 あの番組に出ていた金髪の少年ふたりが、ユッセン兄弟である。
 彼らはいまや19歳と16歳に成長、ルーカスはアメリカに留学し、アルトゥールはオランダで学んでいる。彼らの父親はオーケストラのティンパニ奏者で、母親はフルーティストで教育にも携わっている。
 そんな彼らが初めてプロモーションのために来日し、今日はオランダ大使館で演奏とレセプションが催され、その後インタビューを行った。
 録音で聴くとルーカスはおだやかで知的で繊細、アルトゥールはみずみずしく情感豊かでリズムが際立つ感じがしたが、実際のソロ演奏はもっと躍動感に満ち、4手の演奏も情熱的でリズミカルだった。
 インタビューでは終始にこやかに、ことばを尽くして一生懸命ひとつひとつの質問にていねいに答えてくれ、昨夕来日したばかりで疲れているはずなのに、とても好感がもてた。
 このインタビューは今月28日の「日経新聞」の夕刊と、他のいろんなところに書き分けしていきたいと思っている。
 なお、5月には来日公演が予定され、5日(東京・朝日浜離宮ホール)、6日(広島・三原市芸術文化センター)、9日(神奈川フィリアホール)、11日(埼玉所沢市民文化センター)が組まれている。 問ユーラシック(03-3481-8788)
 今日の写真はオランダ大使館での演奏を終えたふたりと、インタビュー後のショット。
 淡いブルーのシャツが兄のルーカス、濃いブルーのシャツが弟のアルトゥール。ロック・ミュージシャンのようで、もちろんそうした音楽も大好きだそうだ。そしてテニスも好きで、よくふたりで本気で試合をするとか。ピアノに関してライヴァル意識はまったくもっていないそうだが、テニスだけは相手に負けたくないと意気込む。
 なんでも、ロジャー・フェデラーとラファエル・ナダルの両方を応援しているという。「まったくプレースタイルが違うふたりを応援しているって、ちょっと珍しいでしょ」と笑っていた。
 これからいかようにも変化しうる、未知数の魅力を備えたルーカスとアルトゥール。また、デビュー当初から聴き続けていく楽しみなアーティストが出現した。







 
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posted by 伊熊よし子 at 22:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | ロジャー・フェデラー
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