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特集の入稿

 ようやく、先日の海外出張のウィーン&グラフェネックとクレモナの特集記事の入稿を終わらせることができた。
 休日返上で原稿を書き続けたため、もういまは疲労困憊の状態である。
 こういうときは、大好きなお料理をして心身をリラックスさせる必要がある。
 私は、取材のときに、現地でさまざまな食材や調味料を探すのが楽しみ。クレモナでは、この土地ならではのモスタルダというフルーツを使ったソースを見つけた。
 これはクレモナで昔から食べられていたソースで、りんご、洋なし、レモンなどのフルーツをお砂糖で煮込んでジャムのようにし、最後にマスタードを加えるというもの。
 レストランでお肉やお魚に添えられてきたことで味を知り、街で探してみた。すると、モスタルダの専門店があったのだが、レストランで食べたときよりも色が鮮やかで、いわゆるお土産っぽい。
「ダメダメ、観光客用に売っているモスタルダは色付けだから、やめた方がいい。ちゃんと自分のところで作ったものでないと、本来の味ではないよ」と、レストランのオーナーシェフにいわれた。
 これは大鍋でたくさん煮ないといい味わいにならないらしい。レシピを聞いて家で作ろうと思ったが、「無理無理」といわれてしまった。そこで、そのレストランの瓶詰めを分けてもらった。
 今日は、きっと蒸した豚肉に合うだろうなと思い、豚ヒレ肉のかたまりを買ってきて圧力鍋でポットローストを作り、肉汁でグレービーソースも作ってモスタルダとともに添えることにした。
 写真は、出来上がったポットローストと2種類のソース。もう1枚は、レストランお薦めのモスタルダ。これは甘さのなかにピリッとしたマスタードが効いていて、実に個性的な味わい。あまり好きではない、という人もいる。
 クレモナにいくまで、この味はまったく知らなかった。今回の旅の新たな発見である。

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posted by 伊熊よし子 at 17:31 | ああ愉しき(?)、締切り地獄

ウィーン&グラフェネック出張

 明日からのウィーン&グラフェネック出張を控え、原稿締め切りの最終スパートに入っている。
 いつものことだが、出張の準備もままならず、ようやく原稿が終わった段階で一気に荷造りをするのだが、何か忘れていないかと、ずっと気になる。
 みんなに「旅慣れているよねえ」といわれるが、私自身はいつまでたっても荷造りがうまくならない。
 今回も、取材やリハーサルのときに着ていく洋服、コンサート当日の洋服と、移動のときの洋服と3種類入れ、ウィーンの気候も調べ、「これで十分だよなあ」と思うのだが、いつも現地の気候変動に「しまった」と思うことが多い。
 でも、荷物はできる限り少なくしたい。
「伊熊さんって、荷物少ないですよねえ」「パッキング、上手ですねえ」などとよくいわれる。
 そうなのかなあ。私はそんなに荷物が少ないのだろうか。
 そういえば、みんな大きなスーツケースもってくるもんねえ。私の方がいつも小さい。
 さて、そんなこんなで、原稿はすべて入稿した。さて、荷造りだ。
 明日から6月4日まで、出かけてきま〜す。
 4日は、早朝に成田着なのだが、その日の午後、アシュケナージのインタビューに出向かなくてはならない。
 一度、自宅に戻り、荷物を置いて、顔を洗い、すぐに着替えて出かけなくっちゃ。大変だわな〜。
posted by 伊熊よし子 at 23:21 | ああ愉しき(?)、締切り地獄

ウィーン&グラフェネック出張

 佐渡裕指揮トーンキュンストラー管弦楽団(ソリスト辻井伸行)の取材のため、ウィーン&グラフェネックに出張することになった(家庭画報)。
 その日程が決まり、5月31日午後出発、6月4日早朝帰国となった。
 出張前はいつもながら、締め切りが重なる。ほとんどの編集担当者が、「出発前に入稿していってくださいね」というからである。
 そりゃ、そうだよね。「帰国してからでいい」なんていったら、飛行機が遅れたり日程が延びたり、何が起きるかわからないから、「絶対にいく前に欲しい」ということになる。
 ということは、私が自分で自分の首を絞めるようなもので、スケジュールを先方に知らせた途端、締め切り地獄となるわけだ。
 まあ、仕方がないか。
 またまた、原稿の内容をメモに書いて仕事机の前に貼り、ひとつずつ消していく作業の開始である。
 最後の入稿が済むのは、いつになるのかなあ(笑)。
posted by 伊熊よし子 at 22:43 | ああ愉しき(?)、締切り地獄
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