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単行本に集中

 いまは、2019年2月に出版予定の単行本(インタビュー集)の執筆に集中している。
 締め切りは2018年12月20日。200余ページの原稿を書き上げなくてはならず、まだその骨子を組み立てている最中だ。
 全体は35人のアーティストでまとめることになり、ラフレイアウトも仕上がった。
 それに合わせ、それぞれのアーティストの焦点をどこに置くか、タイトルはどうするか、全体の構成をいかなるものにするか詳細を詰めていかなくてはならない。
 この序奏の部分にかなり時間を要する。それが決まると、一気に進んでいくのだが、やはりクライマックスも欲しい。そしてフィナーレはどういう形にするかということも大切である。
 折しも、クラシックはシーズン真っただ中。来日ラッシュで、聴きたいコンサートは目白押しだ。だが、いまはがまんがまん。単行本に全精力を傾けなければ…。
 というわけで、いまは一日中、頭のなかが単行本のことでいっぱいだ。早く序奏を終えて第1楽章に入らないとね。
posted by 伊熊よし子 at 20:48 | ああ愉しき(?)、締切り地獄

ネマニャ・ラドゥロヴィチ

 9月18日から22日まで5日間、ニューヨークに出張することになった。なか2日のタイトな取材日程である。
 その前に、いま抱えている原稿をすべて入稿していかなくてはならない。
 ここ数日、朝から晩まで原稿とにらめっこの日々だが、ようやくいま、ネマニャ・ラドゥロヴィチの10月来日公演のプログラム原稿が終わった。
 ネマニャは大変な人気で、すべてのコンサートが完売だそうだ。すごいねえ。
 彼は常に新たな自分を発揮するべく、こだわりのプログラムを携えてくる。
 今回はピアニストのロール・ファヴル=カーンとの共演で、サン=サーンス「死の舞踏」、フランク「ヴァイオリン・ソナタ イ長調」、ドビュッシー「ヴァイオリン・ソナタ」、ショーソン「詩曲」、ラヴェル「ツィガーヌ」というプログラム構成だ。
 ネマニャについて、演奏について、曲目解説という内容で原稿を仕上げた。
 まだ、出かける前に何本か残っている。
 でも、明日はフジテレビに「東芝グランドコンサート2019」のソリストのひとり、アラベラ・美歩・シュタインバッハーの電話インタビューに出かけなくてはならない。
 こうなったら、いかに効率よく仕事をこなすかということを考えなくてはね。
 でも、なかなかそれがうまくいかないのが現実。だれか、原稿がサーッと素早く書ける術を教えてくれないかなあ。
 今日の写真は、以前インタビューしたときに撮影させてもらったネマニャのヴァイオリン。ケースにいろんな物が入れてあって、おもしろかった。

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posted by 伊熊よし子 at 22:58 | ああ愉しき(?)、締切り地獄

シーズンに向けて始動

 猛暑の最中だというのに、はや秋からのシーズン始動の様相を呈している。
 原稿依頼、取材依頼、出張依頼が、みんなシーズンに先駆けて入ってきているのである。
 さて、どうやってスケジュールを組み立てていこうか。またまた体力勝負の秋となりそうだ。
 ひとつずつノートに書き留め、仕事が重ならないように順序を考え、自分にできる範囲で引き受け、頭のなかを整理していかなくてはならない。
 私は一度にふたつのことができないため、常にひとつずつじっくりとこなしていくことになる。これは一見すると効率が悪いように思えるが、けっしてそうではない。
 一度にひとつのことしかできない人間にとって、ひとつずつ仕事を片付けていくのは、理にかなっている。ひとつ終われば、そのことはきっぱり忘れ、新たな気持ちで次に進めるからである。
 というのは、まあ器用な人から見ればいいわけのように聞こえるかもしれないが、私のように不器用な人間にはそれ相応のやり方があるのだ。
 長年、この方法で仕事と取り組んできたから、いまさら方向転換するわけにはいかない。
 さて、今日もひとつの原稿を書き終えたから、このことはもう頭のなかから追い出して、次なる原稿に気持ちを向けようっと。
 
posted by 伊熊よし子 at 22:28 | ああ愉しき(?)、締切り地獄
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