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単行本の入稿

 いよいよ6月になり、単行本の入稿が近づいてきた。
 3月20日の出版社の全体会議で企画が通り、ゴーサインが出たのだが、なにしろ入稿日までの時間がとてつもなく短い。
 というのは、昨年の冬に依頼があり、それから編集担当者とあれこれ企画を練り、私の方で企画書を立ち上げるのが1月ころだといわれた。
 ところが、1月に足のケガで入院してしまったため、会議に提出する資料が遅れ、3月の会議になってしまったというわけである。
 それゆえ、締め切りに関しては、文句はいっさいいえない(笑)。
 編集担当のHさんはこちらの状況も考慮してくれ、「短期間ですが、なんとか頑張ってください」といわれたが、原稿を書き始めると、やたらに時間のかかるところが出てきて、「こりゃ、まいったなあ」という感じ。
 次第に体調が悪くなり、夜も脳の一部が覚醒していてなかなか眠れず、口内炎はできるわ、食欲は落ちるわ、運動不足になるわと、いいことはまったくなし。
 パソコンにかじりついているから、不健康そのもの。それでも、やらなくちゃならない。
 でも、いよいよ入稿の準備ができた。あとはもう一度だけ全体を推敲し、一気に送ってしまう。
 そしたら、あとは野となれ山となれ、細かいことをいわれるだろうけど、一応は自由の身だ(笑)。
 梅雨だけど、京都の仕事部屋に行っちゃおうっと。気分転換しなくっちゃね。
 
posted by 伊熊よし子 at 15:27 | ああ愉しき(?)、締切り地獄

新たな単行本

 今日は新たな単行本の打ち合わせで出版社まで出かけ、編集担当者のHさんと3時間半にわたってさまざまなことを話し合った。
 昨年依頼を受けた本だったが、私が入院をしていたため企画会議に提出する資料が遅れ、ようやくこの3月にスタートを切ることになった次第である。
 そんなこんなで、原稿締め切りが6月あたまといわれ、7万字をこれから2カ月半で仕上げなくてはならない状況になった。
 まさに「ヒエーっ」という感じで、Hさんに「超短期間の締め切りになりますが、頑張ってくださいね」といわれ、今後は連載とレギュラー原稿以外は極力お断りし、集中して書かなくてはならない。
 それにしても短期決戦である。どうなるだろうか。
 まず、頭のなかを整理し、どのように書き進めるかをじっくり考慮し、ひとつずつこなしていかなくては。
 単行本はちょうど20冊目(共著含む)にあたるため節目の本になり、内容も私の専門の分野ゆえ、これまでの総決算的な意味も含まれる。
 さて、気持ちを新たに、とにかく前向きに考えるとしましょうか。
posted by 伊熊よし子 at 21:59 | ああ愉しき(?)、締切り地獄

ユジャ・ワン

 先日、ようやくライナーノーツの原稿が手を離れた。
 アンドリス・ネルソンス指揮ボストン交響楽団の「ショスタコーヴィチ・プロジェクト」の一環で、ピアノ協奏曲第1番、第2番、前奏曲とフーガ数曲という構成の録音で、ピアノのソリストはユジャ・ワンである(5月2日発売、ユニバーサル)。
 昨年の12月に松田華音の演奏でショスタコーヴィチの「前奏曲とフーガ」全曲演奏を聴いたことはブログでも綴ったが、その曲がCDの最後に数曲入っている。
 まずはショスタコーヴィチのこと、ピアノ協奏曲に関して、ネルソンスとボストン響のこと、そしてユジャ・ワンについてなど、原稿を進めていくなかで、何度も配信で送られてきた音源を聴き直した。
 そしてようやく原稿を入稿し、校正も完了した。
 文字数は約4000字。校正がすべて終わった時点で、私の仕事は終了したという感じで、ホッとひと安心。あとはリリースを待つばかりである。


posted by 伊熊よし子 at 20:53 | ああ愉しき(?)、締切り地獄
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