2020年10月26日
青おにぎり
おにぎりが大好きな私が、いまイチオシでハマっているのが、京都の白川沿いにある「青おにぎり」。
カウンター席のみのこぢんまりとしたお店で、店主がひとりですべてをきりもりしている。
お店への入り方、注文の仕方、代金の払い方などに一定のルールが存在し、なにしろひとりで注文を聞いてからにぎってくれるため、そのルールに従わないといけないようだ。
その店主はいわゆる職人気質で、自分の仕事に大いなる誇りを抱き、おいしいおにぎりを食べてもらいたいため、緊張感と集中力をもってひとつずつ炊き立てのごはんでにぎってくれる。
このちょっとビリビリした空気感がなんともいえないほど、私を魅了する。
以前、ブログで西荻のお豆腐やさんを紹介したことがあったが、その店主の雰囲気とすごくよく似ている。
ひとつずつお皿にポンと渡されるおにぎりは、まさに天上のおいしさ。ごはんの炊き方、塩加減、にぎり具合、具の味わいなど、すべてがこれまで食べたどのおにぎりよりおいしい。
おにぎりとは、こういうものなのだという完璧さ。写真は、一番人気の鮭。
やはり、熱々の炊き立てのごはんを目の前でにぎるおにぎりは、なにものにも代えがたい。
すっかりファンになった私は、また「次回はどの具にしようかな」などと考えている。
もちろんテイクアウトもできるが、やっぱりカウンターでいただきたいよね。
油揚げおかかも、ほっとするおいしさ。京都のお揚げは最高だから。
posted by 伊熊よし子 at 22:50
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