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ゴーティエ・カピュソン

  フランスのチェリスト、ゴーティエ・カピュソンが来日し、4月15日にトッパンホールで無伴奏作品によるリサイタルを開いた。 
  前半はJ.S.バッハの「無伴奏チェロ組曲第1番」で幕開けする予定だったが、ゴーティエはこの作品を世に紹介したパブロ・カザルスについて語り、そのカザルスが大好きだった「鳥の歌」を演奏し、次いでバッハへと移った。
  続いてフランスを代表する20世紀の作曲家、アンリ・デュティユー(1916〜013)の「ザッハーの名による3つのストロフ」が奏され、後半はコダーイの「無伴奏チェロ・ソナタ作品8」がエネルギッシュに、情熱的に、また民族色豊かに演奏された。
  実は、このリサイタル前のごく短時間だったが、久しぶりにインタビューをすることができた。
  ゴーティエは、2020年に「Souvenirs スーベニール/思い出」と題する3枚組のCDをリリースしている。
  1枚目はこのアルバムのために新録音された無伴奏作品で、フィラルモニ・ド・パリでのレコーディング。2枚目と3枚めはデビューからこれまでの数多くの録音のなかから厳選した作品が収録されている。
  ゴーティエは、1981年フランス東部のサヴォワ県シャンベリに生まれた。このベスト盤のジャケット写真はすばらしい自然のなかで撮影されているが、現在も両親が住む、このサヴォワの家で撮影されたものだという。
  緑豊かな自然や農場があり、子どものころから乗っていたバイクや愛馬も登場している。
  「いいところでしょう。ぜひ、実家の自然のなかで撮影したかったんだよ」
  といって、1枚ずつ写真を説明してくれた。
  このインタビューは、次号の「intoxicate」に掲載される予定である。
  そして当日の公演評は、「モーストリー・クラシック」に書くことになっている。
  今日の写真は、インタビュー後のワンショット。初めて会ったころは、まだやんちゃな若きチェリストというイメージだったのに、いまやすっかり貫禄がつき、後進の指導にも力を入れている。演奏もとても成熟した、感動的なものだった。

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posted by 伊熊よし子 at 18:40 | 日々つづれ織り

春のコンサート

 ようやく来日アーティストのコンサートが少しずつ可能になり、まだ全面的にではないが、すばらしいアーティストの演奏を聴くことができる。
 今日は、藤田真央のリサイタルを聴きに東京オペラシティコンサートホールに出かける。
 そして明日は「東京・春・音楽祭」で来日しているアンドレアス・シュタイアー(ピアノ)を聴きに東京文化会館小ホールに行く予定である。
 さらに16日には同ホールで、ブリン・ターフェル(バス・バリトン)のリサイタルを聴くことになっている。
 海外のオーケストラの来日がまだ中止や延期になっており、大人数による演奏家の来日公演はなかなか難しいようだ。
 少しでも早く、そうしたコンサートが開かれるようになることを祈るばかりである。
posted by 伊熊よし子 at 16:37 | 日々つづれ織り

長谷川陽子

 「音楽の友」WEBの取材で、長谷川陽子のご自宅にお邪魔した。
  というのは、この取材は「音楽と部屋」というテーマで、アーティストの練習室をクローズアップするという企画。
  長谷川陽子の練習室は、訪れた共演者が口をそろえて「居心地がいいねえ」「すごくリラックスして演奏できる」と絶賛される部屋で、ウォーターサーバーからコーヒーメーカーまで完備。みんな自由に飲むことができる。
  訪れてみると、とても天井が高くてのびやかな空間。父親がヴァイオリンの練習に使っていた部屋を譲り受けたそうで、その話をいろいろ聞くことができ、楽しい取材となった。
  1時間のインタビューの予定が大幅にオーバーしてしまい、カメラマンもいろんな角度から撮影していた。
  というわけで、私もあれこれ写させてもらった。
  これは部屋の全体像。数か月前にリフォームして、とても響きがよくなったそうだ。

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  長谷川さんは、大の猫好き。いまは3匹いるそうだが、すばるという愛猫はカレンダーになっていた。

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  やはりチェロと一緒だと、表情がいいよねえ。

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  この写真は、私のお気に入りの1枚。3人の音楽家が並んでいるみたいでしょ(笑)。

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posted by 伊熊よし子 at 17:54 | 日々つづれ織り
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