2020年07月16日
小山実稚恵
長い間、対面の取材やインタビューが行われなかったが、ようやく少しずつ仕事が動き出した。
昨日は、小山実稚恵のインタビューに出かけた。
彼女は7月22日にベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第28番&第29番「ハンマークラヴィーア」をリリース(ソニー)、その新譜の話を中心にインタビューを行った。
これは次号の「inroxicate」に書く予定である。
さらに小山実稚恵 ピアノ・シリーズとして「ベートーヴェン、そして…」と題したリサイタルが2019年から21年にかけて年に2回、6月と11月にBunkamuraオーチャードホールで行われているため、その意図と内容に関しても聞いた。
小山実稚恵にはこれまで何度も話を聞いているが、ベートーヴェンに関して話を聞くのは初めてだ。
ご自身も、「みなさんに私とベートーヴェンはなかなか結び付かないといわれています。でも、学生時代に一番勉強したのはドイツ、オーストリア作品なんですよ」といい、終始ことばを尽くしてベートーヴェンについて語ってくれた。
その熱き思いを記事で紹介したいと思う。
今日の写真は、撮影のときだけ一瞬マスクをはずしてもらって撮った1枚。この時期は、お互いにマスクをかけ、かなり距離を置いて話すという難しい状態。話が弾んでくると、ついふたりとも声が大きくなってしまい、「ああ、いけない」と顔を見合わせて声を落とすという不思議なインタビューになった。
でも、やはり電話インタビューやリモートよりも、実際に会って話をする方が、生きたインタビューになる。
しかし、東京はまたもや感染が増えている。今後もまた、こうしたインタビューはできなくなるかもしれない。
posted by 伊熊よし子 at 22:00
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2020年04月08日
医療関係のみなさまに感謝
私は職業柄、座業が多いため、腰痛を抱えている。
海外出張のときなどは、飛行機での移動がとても辛い。
もちろん病院にも通い、お医者さまから薬をいただいている。
ところが、いまはコロナウイルスの影響から病院に行くことができないため、3カ月ごとにいただいている薬をどうしたらいいのか、悩んでいた。
オンライン診療はあるのかと病院に相談したところ、長期間ここでの診療を受けているため、お医者さまから電話をいただけるとのこと。電話で現在の症状を話し、それによっていままでの薬で大丈夫と判断されたら、処方箋を私がいつも購入している薬局にFAXで送ってくれるという。
ああ、なんという患者思いの方法なのだろうか。
これで、混んだ病院に行かなくても済むことになった。
指定された時間に薬局に行くと、ちゃんと処方箋が届いていて、すぐに薬を受け取ることができた。
いまは医療関係の人たちが激務で、非常に大変な状況になっていると思う。
でも、今回はお医者さまも受付の人も看護師さんも薬局の人も、全員がとても落ち着いていて、ていねいで、親切に対応してくれた。すばらしいことである。
こういう人たちの頑張っている姿を見て、私も自分ができることを精一杯しないといけないという思いを新たにした。
みなさん、本当にありがとうございました。
posted by 伊熊よし子 at 16:36
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