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山中惇史&有元葉子

 先日、若手ピアニストの山中惇史にインタビューしたばかりだが、今度は料理研究家の有元葉子との対談が実現した。
 山中惇史は有元葉子の料理本を読んだことがきっかけとなり、彼女のクッキングクラスにも通い、いまや大の料理好きに。
 対談は有元さんのクッキングスタジオで行われ、音楽の話からお料理の話、彼女のイタリアの家の話まで広がり、かなり広範囲な話題となった。
 これは次号の「音楽の友」に掲載される予定である。
 「音楽の友」では「マリアージュなこの1本」の連載を続けているためか、最近は、お料理に関する記事や食にまつわる原稿なども増えつつある。
  こういう原稿は、私自身が料理好きゆえ、とても楽しく書くことができる。
  今日の写真は、対談終了後のワンショット。シンプルで美しく、とても洗練された、すばらしいクッキングスタジオだった。

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posted by 伊熊よし子 at 18:07 | 日々つづれ織り

千住真理子

  2020年にデビュー45周年を迎えたヴァイオリニスト千住真理子は、いまもっとも充実した音楽生活を送っているようだ。
  彼女は2002年秋にストラディヴァリウス「デュランティ」との出会いを得て、以後この名器とともに人生を歩むようになった。
「いまは趣味に時間を費やすこともまったくありませんし、食事、運動、休息などすべてがデュランティを弾くための準備となっています。いつもこの楽器に見張られているような感じがするんですよ」
  こう語る千住真理子は、演奏の体力を養うために水泳を行い、お肉を食べ、規則正しい生活を自身に課している。
  いつも彼女に合うと、とてもストイックな生活なのに、実に楽しそうな表情をしていることに気づく。
  1台の名器が、ひとりの人間をここまで変えるのかと、ヴァイオリンのもつ魔力に驚かされるほどだ。
  そんな千住が7月14日にリリースするのが、「蛍の光〜ピースフル・メロディ」(ユニバーサル)。
「子どものころから大切に弾き込んできた、メロディの美しい名曲や小品を集めました。今後もこうした作品をたくさん弾いて、みなさんの心に届く演奏をしていきたい」
「蛍の光」は兄の千住明に編曲を依頼した作品。千住真理子自身の編曲も含め、世界各国の民謡やクライスラー編曲の作品なども含まれている。
  このインタビューは、次号の「intoxicate」に書く予定である。
  今日の写真は、インタビュー後の1枚。

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posted by 伊熊よし子 at 23:12 | 日々つづれ織り

藤田真央

  若きピアニストの藤田真央のインタビューは、いつも心が温かくなる感じだ。
  今日は「音楽の友」の「ショパン特集」の電話インタビューを行い、ショパンに関すること、近況などをいろいろ聞くことができた。
  真央さんは、ショパンのピアノ・ソナタ第3番をチャイコフスキー国際コンクールで演奏し、大絶賛を博した。
  いつもはゆったりと話している彼が、その話題となると一気にテンションが上がり、早口になった。
「私は、ショパンのピアノ・ソナタ第3番はすごくうまいんですよ」と、自画自賛しながらケラケラ笑っている。
  本当に、陽気で楽しくて、人に好かれるものをもっている人である。
  若手ピアニストに話を聞くと、ほとんどの人が「ショパンは命」「ショパンは大好き」「一生弾いていきたい」と答えるが、真央さんは「ショパンはあまり弾かないし、そんなに向いていない」と明言する。
 「そんなこといっていいの?  そのまま書いちゃうけど」というと、「いいよ―、本当のことだから」と屈託がない。
  こういうピアニストがいるとかえっておもしろいし、読者も本音トークで興味深いんじゃないかな。
  彼はチャイコフスキー・コンクール後からゲルギエフに信頼され、ヨーロッパでのコンサートが目白押し。この夏も、ヴェルヴィエ音楽祭に呼ばれ、モーツァルトのピアノ・ソナタ全18曲を何日間かに分けて演奏するそうだ。
  「そのコンサートの間に、5日間オフの日があったんだけど、ゲルギエフに急にバーデンバーデンに行けといわれ、コンチェルトで共演することになってしまった。本当にタイトなスケジュールなんですよ」と、苦笑い。
  若き逸材は、まさに引っ張りだこの人気者である。
  さらに新たなレコーディングも決まったそうで、こちらも楽しみだ。
  世界にはばたく藤田真央、そのことばから元気をもらうことができた。




posted by 伊熊よし子 at 22:43 | 日々つづれ織り
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