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ゴッホ展

  いま、上野の森美術館で「ゴッホ展」が開催されている(2020年1月13日まで)。
  金曜日と土曜日は20時まで開館しているため、今日は混雑を回避して、遅い時間に出かけた。
  それでも、かなり多くの人が美術館を訪れ、ゴッホの人気の高さを物語っていた。
  今回は、ゴッホの人生を大きくふたつに分け、Part1「ハーグ派に導かれて」、Part2「印象派に学ぶ」という構成で、Part1は「独学からの一歩」「ハーグ派の画家たち」「農民画家としての夢」と題され、Part2は「パリでの出会い」「印象派の画家たち」「アルルでの開花」「さらなる探求」と題された絵が展示されていた。
 それゆえ、 ゴッホ以外の画家の絵も多く、全部で80点余りが展示されていた。
  私はアムステルダムに行くと、必ずファン・ゴッホ美術館に出向き、「ジャガイモを食べる人たち」とじっくり対峙することが大きな喜びとなっているが、今回はハーグ美術館のリトグラフ「ジャガイモを食べる人々」が日本にやってきた。
  若き時代のゴッホの絵は、まだ後年ほど強烈な個性を発揮してはいないが、時代を経るに従い、その作風が大きな変貌を遂げていく。
  この「ゴッホ展」は、そうしたゴッホの人生をリアルに映し出していた。
  今日の写真は、リトグラフ「ジャガイモを食べる人々」の布製の複製画を購入して額に入れたもの。油彩の絵とは、人々の配置が微妙に異なっている。

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posted by 伊熊よし子 at 22:27 | 日々つづれ織り

がんばろうナガノ!チャリティ・リレー・コンサート

  この12月の3日間、台風19号によって多大な被害を受けた長野県北東部を支援するため、募金活動を伴うチャリティ・コンサートが銀座NAGANOの2階イベントスペースで開催された(Cクレフ コンサートマネジメント主催・企画制作)。
  第1回は岩渕みずき(12月4日、サクソフォン/無伴奏・CD伴奏、松本市出身)、第2回は松谷明日香(12月5日、チェロ/無伴奏、長野市出身)、第3回はデュオ・ドゥ・フルール(中村ゆか里&里奈、12月19日、ヴァイオリン二重奏、長野市出身)。
  昨日は、デュオ・ドゥ・フルールの演奏を聴きに出かけた。
 銀座NAGANOは長野県のさまざまな食材や食品を置いているアンテナショップで、すずらん通りに面している。りんご、お肉、お漬物、ジュース、ジャム、おそば、栗製品、お酒からスイーツまで多彩な品ぞろえ。
  その2階にあるイベントスペースは、ちょっとしたカフェのような雰囲気。テーブルにいすが用意され、ゆったりとした気分で音楽を聴くことができる。
  中村ゆか里&里奈のおふたりは、ヴァイオリン2台という編成でさまざまな活動を展開しているそうだ。当日のプログラムは、ルクレールの「2つのヴァイオリンのためのソナタ」、ヴィヴァルディの「四季」中村姉妹編曲版、モーツァルトの二重奏曲、クリスマスメドレーと続き、アンコールには「真田丸」のメインテーマが演奏された。
  このチャリティ・コンサートは今回が初めての試みだが、主催のCクレフ コンサートマネジメントの代表、牟禮美華子さんによると、今後も続けていくそうで、長野県出身や県内で活動しているアーティストの多くが参加を希望しているという。
  入場は無料で、18時から約30分。出演者も制作者も無報酬で企画に参加し、募金はすべて被災地に送られる。
  今日の写真は、デュオ・ドゥ・フルールのお二人と演奏中の様子。

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posted by 伊熊よし子 at 21:46 | 日々つづれ織り

近藤嘉宏

  デビュー当初からおつきあいのあるピアニスト、近藤嘉宏が新譜をリリースした。
  題して「リスト・パラフレーズ」(ottava records)。「清教徒」「ランメルモールのルチア」「ノルマ」「トリスタンとイゾルデ」「パルジファル」のリスト編曲と、リスト/ホロヴィッツ編の「死の舞踏」、そして「ラ・カンパネラ」という選曲だ。
  この録音のライナーノーツを書いたため、かなり前に音源を聴くことができた。
  その際、彼に少しだけ選曲の意図や内容を聞くことができたが、今日は「レコード芸術」のインタビューで天王洲アイルのOTTAVAのスタジオに出向き、じっくりと話を聞いた。
  近藤嘉宏は、こだわりの人である。以前から話を聞くたびに、音にこだわり、作品にこだわり、奏法にこだわっていると感じていたが、それはここ10年以上より一層強くなったという。
  今回は「レコード芸術」のインタビューゆえ、1曲ずつこまかく話を聞いていった。だが、いつものように話題は徐々に広がっていき、ミュンヘン留学時代に聴いた貴重なアーティストの演奏やオペラなどへと移っていった。
  こうした素地があったからこそ、今回のパラフレーズの録音が生まれたに違いない。
  そのあたりを読者にストレートに伝えたいと思う。そしてリストに対する熱き想いも。
  今日の写真はインタビュー後のワンショット。彼はデビュー当時からほとんど風貌が変わらない。いつもスリムで、おだやかな笑顔を見せ、自身の目指すところを率直に表現。時間が経つのを忘れてしまう。

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posted by 伊熊よし子 at 22:31 | 日々つづれ織り
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