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ルース・スレンチェンスカ

 90歳を過ぎてもなお現役で活躍しているピアニストといえば、メナヘム・プレスラーの名が真っ先に浮かぶ。
 今日は、もうひとり、93歳でステージに立ち続けるピアニスト、ルース・スレンチェンスカにインタビューを行うため、宿泊先のホテルに出向いた。
 昨日はすばらしい集中力と緊迫感にあふれた演奏を披露したスレンチェンスカ、ホテルではにこやかな笑顔で出迎えてくれた。
 彼女にはぜひ、ショパンのルバートに関して話を聞きたかった。昨日のショパンが、いまだ心奥に深い感銘を伴って残っていたからである。
 それに対し、スレンチェンスカはポーランド人らしく、「あくまでも自然に、作品を大きくとらえ、流れを重視するなかで行う。作品に寄り添って…」といった。
 ショパンのワルツを演奏するときは、亡くなったご主人とダンスを踊ったときのことを思い出しながら弾くそうだ。
 彼女はラフマニノフとコルトーに師事したことがもっとも印象に残っていると語り、その教えをこまかく話してくれた。
 話を聞いていると、本当にすばらしい音楽人生を送ってきた人だということがわかり、いまなお練習練習の日々を過ごしていると聞き、驚かされた。
 昨日のサントリーホールのリサイタルも、直前まで練習に余念がなかったという。
 長年に渡り、真摯にピアノと対峙し、演奏に情熱を傾けてきたスレンチェンスカ。ひとつひとつの話に人生が感じられ、ふと語ったひとことが、胸に深く刻み込まれた。
 今日のインタビューは、新聞、雑誌、WEBなどで紹介したいと思う。
 写真は、ホテルの窓側で、春の陽を浴びながらゆったりとした口調で話すスレンチェンスカ。

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posted by 伊熊よし子 at 22:42 | 日々つづれ織り

ベルリン出張の打ち合わせ

 今日は「家庭画報」編集部に出向き、編集担当のSさん、カメラマンのAさん、私の3人でベルリン・フィルの取材の打ち合わせを行った。
 まだ最終的な取材内容が決まっていない部分もあり、この週末にそれがメールで送られてくるか、あるいは現地に到着してから詰めていく面もあるとのことで、おおよその内容を確認する形となった。
 海外取材は、いつものことだが、現場に行ってみなければわからないことが多い。その場で臨機応変に対処していく必要がある。
 ベルリンはかなり寒いと聞いていたが、週間天気予報を調べると、それほど寒いわけでもないらしい。ただし、これも臨機応変に考えないと、現地で風邪を引いたら大変だ。
 まだ旅支度はまったくしていないが、土曜日と日曜日の仕事を終えたら、一気にトランクに詰めなくっちゃ。
 明日は、93歳のピアニスト、ルース・スレンチェンスカの演奏を聴きにサントリーホールに出かける。そして翌日は、彼女にインタビューをすることになっている。とても楽しみである。
 この仕事の合間を縫って、もう少し原稿を入稿しなくてはならない。もう秒読み段階だわね(笑)。
posted by 伊熊よし子 at 22:11 | 日々つづれ織り

単行本の打ち合わせ

 今日は、出版社に単行本の打ち合わせに行った。
 まだ何も決まっていない初期段階の打ち合わせだが、出版社の編集担当のKさん、この会社のOBで、現在はフリーでさまざまな活動を展開しているSさんと3人で、2時間強に渡っていろんな話をした。
 やはりひとりで企画を考えていると視野が狭くなりがちだが、出版界で長く仕事をしている人たちの意見を聞くと、現実的な問題が見えてきて、非常に具体的な方向に話が進んでいく。
 おふたりとは、もうすぐ発刊されるカワイの冊子「あんさんぶる」でも仕事を組んでいるため、私はすでにチームという感覚を抱いてしまった。
 いい仕事をするためには、いいチームが必要であり、いい人間関係が不可欠である。
 これからいろいろ企画を具体的に進めなければならないが、精神的に非常に前向きに考えられるようになった。KさんとSさんに感謝、感謝である。
 さて、ベルリン出張まであと3日となった。やるべきことをやらなくっちゃね。
 

 
posted by 伊熊よし子 at 22:31 | 日々つづれ織り
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