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澤田まゆみ

 最近はオンライン・インタビューが便利になり、国内外のアーティストから話を聞くことが本当にスムーズにいくようになった。
 先日、ピアニストの澤田まゆみにオンライン・インタビューを行った。
 彼女は11月22日に王子ホールでリサイタルを開き、スクリャービン、ベートーヴェン、ブラームス、シューマンの4作品をプログラムに組んでいる。
 その選曲に関することや、各々の作品に対する思い、どのような経緯でプログラム構成をしているかなどを聞いていたのだが、ひとつ興味深いことを話してくれた。
 というのは、ブラームスやシューマンなど昔から弾いている作品だが、「あまりにも好きすぎて、もったいなくてなかなかリサイタルで演奏できなかった」というのである。
 もちろん、笑いながら話していたことだが、この「もったいなくて」という表現が実におもしろく、「そうなんだ」と感心してしまった次第である。
 アーティストはみな、そういう感覚を抱く作品がいくつかあり、満を持してようやくステージにかけるという作品があるのかもしれない。
 澤田まゆみの今回のリサイタルは、そうした長年の思いがようやく実を結び、世の中に発信していく時期が来たということなのだろう。本当に楽しみである。
このインタビューは、次号の「音楽の友」に掲載される予定である。
 

 
posted by 伊熊よし子 at 21:31 | 日々つづれ織り

シモン・トルプチェスキ

 先日、WEB「音遊人」に書いたシモン・トルプチェスキの記事が、本日アップされた。
 ぜひ、読んでくださいね。

https://member.jp.yamaha.com/topics/myujin/2026/7174
posted by 伊熊よし子 at 22:16 | 日々つづれ織り

角野未来

 先日、「Appels(アペール)」と題した新譜をリリースしたピアニストの角野未来にインタビューを行った。
 このアルバムは呼びかけ、叫び、誘いなどの意味があり、フランスの女性作曲家メル(メラニー)・ボニスと同時代のドビュッシー、ラヴェルの作品との組み合わせとなっている。
 角野未来は1998年千葉県の音楽一家に生まれ、3歳からピアノを始めた。東京藝術大学を経て、2023年よりフランスのリヨン国立音楽院に留学している。
 インタビューでは、まずそのメル・ボニスの話から始め、フランス作品との出会い、録音の様子、リヨンでの生活と学び、今後どんな視野を広げていくかなど、さまざまなことを聞いた。
 メル・ボニスは女性ゆえに時代的に世に出ることが難しく、その苦悩と闘っていたが、作品は数多く残しているそうだ。角野未来はその人生も、非常に興味深いと感じている。
 今後はもっとメル・ボニスの作品を弾いて、世の中に発信していきたいと意気込みを熱く語った。
 いまはフランスと日本を往復しながら、数多くのコンサートをこなしているそうだが、自分としてはじっくりひとつひとつの演奏会に取り組むスタイルを保ちたいといっていた。
 グリーグの作品が好きとのことで、わたしが以前ノルウェーを旅して1冊グリーグの本を書き上げた話をしたら、「ぜひ読みたい」といってくれたため、次回お会いしたときに本を渡す約束をした。
 今日の写真はインタビュー後の1枚。このインタビューは次号の「CDジャーナル」に掲載される予定である。  
 なお、9月30日には浜離宮朝日ホールでCDの曲目などを演奏するリサイタルが行われることになっている。

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posted by 伊熊よし子 at 21:32 | 日々つづれ織り
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