ブログ

阪田知樹

  いま、クラシック界は新型コロナウイルスの影響により、来日中止や公演延期が相次ぎ、大変な状況になっている。
  もちろん、取材やインタビュー、コンサートなどに行く回数も減り、仕事仲間との話題は「この状態が少しでも早く終息してくれないかと願うばかり」ということに集中している。
  私の仕事は出かけることも多いが、いまはほとんど自宅で書く仕事に集中している。自分ができることを精一杯やるしかないわけだから。
  そんななか、少し前にピアニストの阪田知樹のインタビューを行った。
  彼には何度も会って話を聞いているが、いつもいろんな話題が飛び出し、楽しい時間を過ごすことができる。
  今回は新譜の「イリュージョンズ」(キングインターナショナル)の話をメインに、阪田知樹ならではのさまざまな興味の対象、趣味、コレクションなども聞くことができた。 
  このインタビューは、次号の「intoxicate」に書く予定になっている。
  「イリュージョンズ」は、彼特有のヴィルトゥオーゾを生かしたプログラムで、阪田自身の編曲も含まれている。
  その選曲について、録音の様子、編曲に関してなど、詳細を聞いたが、ひとつひとつの質問に関して雄弁に語ってくれた。
  いつも感じることだが、阪田知樹は一生懸命話していると、急にあるとき声のトーンが一気に上がり、ソプラノのようになる。私はおかしくてたまらないが、彼自身が必死で話しているわけだから笑うわけにはいかない。
  でも、今回は雑誌の編集担当のSさんも、「声が急に高くなっておもしろい」といっていた。 記事はその特有の話術を生かす形で綴りたいと思う。
  今日の写真は、インタビュー後のワンショット。「新譜と一緒に撮りたい」とのことで、ご本人の前にしっかりCDが並んでいますよ(笑)。

y3542_R.JPG
  
posted by 伊熊よし子 at 23:26 | 日々つづれ織り

ゴッホ展

  いま、上野の森美術館で「ゴッホ展」が開催されている(2020年1月13日まで)。
  金曜日と土曜日は20時まで開館しているため、今日は混雑を回避して、遅い時間に出かけた。
  それでも、かなり多くの人が美術館を訪れ、ゴッホの人気の高さを物語っていた。
  今回は、ゴッホの人生を大きくふたつに分け、Part1「ハーグ派に導かれて」、Part2「印象派に学ぶ」という構成で、Part1は「独学からの一歩」「ハーグ派の画家たち」「農民画家としての夢」と題され、Part2は「パリでの出会い」「印象派の画家たち」「アルルでの開花」「さらなる探求」と題された絵が展示されていた。
 それゆえ、 ゴッホ以外の画家の絵も多く、全部で80点余りが展示されていた。
  私はアムステルダムに行くと、必ずファン・ゴッホ美術館に出向き、「ジャガイモを食べる人たち」とじっくり対峙することが大きな喜びとなっているが、今回はハーグ美術館のリトグラフ「ジャガイモを食べる人々」が日本にやってきた。
  若き時代のゴッホの絵は、まだ後年ほど強烈な個性を発揮してはいないが、時代を経るに従い、その作風が大きな変貌を遂げていく。
  この「ゴッホ展」は、そうしたゴッホの人生をリアルに映し出していた。
  今日の写真は、リトグラフ「ジャガイモを食べる人々」の布製の複製画を購入して額に入れたもの。油彩の絵とは、人々の配置が微妙に異なっている。

y3482_R.JPG


  
  
  
  
posted by 伊熊よし子 at 22:27 | 日々つづれ織り

がんばろうナガノ!チャリティ・リレー・コンサート

  この12月の3日間、台風19号によって多大な被害を受けた長野県北東部を支援するため、募金活動を伴うチャリティ・コンサートが銀座NAGANOの2階イベントスペースで開催された(Cクレフ コンサートマネジメント主催・企画制作)。
  第1回は岩渕みずき(12月4日、サクソフォン/無伴奏・CD伴奏、松本市出身)、第2回は松谷明日香(12月5日、チェロ/無伴奏、長野市出身)、第3回はデュオ・ドゥ・フルール(中村ゆか里&里奈、12月19日、ヴァイオリン二重奏、長野市出身)。
  昨日は、デュオ・ドゥ・フルールの演奏を聴きに出かけた。
 銀座NAGANOは長野県のさまざまな食材や食品を置いているアンテナショップで、すずらん通りに面している。りんご、お肉、お漬物、ジュース、ジャム、おそば、栗製品、お酒からスイーツまで多彩な品ぞろえ。
  その2階にあるイベントスペースは、ちょっとしたカフェのような雰囲気。テーブルにいすが用意され、ゆったりとした気分で音楽を聴くことができる。
  中村ゆか里&里奈のおふたりは、ヴァイオリン2台という編成でさまざまな活動を展開しているそうだ。当日のプログラムは、ルクレールの「2つのヴァイオリンのためのソナタ」、ヴィヴァルディの「四季」中村姉妹編曲版、モーツァルトの二重奏曲、クリスマスメドレーと続き、アンコールには「真田丸」のメインテーマが演奏された。
  このチャリティ・コンサートは今回が初めての試みだが、主催のCクレフ コンサートマネジメントの代表、牟禮美華子さんによると、今後も続けていくそうで、長野県出身や県内で活動しているアーティストの多くが参加を希望しているという。
  入場は無料で、18時から約30分。出演者も制作者も無報酬で企画に参加し、募金はすべて被災地に送られる。
  今日の写真は、デュオ・ドゥ・フルールのお二人と演奏中の様子。

y3487_R.JPG

y3481_R.jpg

posted by 伊熊よし子 at 21:46 | 日々つづれ織り
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE
検索ボックス