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宮崎国際音楽祭

 以前も宮崎国際音楽祭の取材に行って感じたことだが、メイン会場であるメディキュット県民文化センターは周囲に緑が多く、広々としていて、実に清々しい。
 すぐ隣には宮崎県立美術館もあり、こちらも広い敷地のなかにあり、ロビーから展示室、カフェなどがゆったりと作られている。
 今回は、音楽祭のスペシャルプログラム「ズーカーマン 至高のアンサンブル」(11日)とメインプログラム「巨匠と若き後継者 大いなる歓びへの賛歌」(12日)を聴いた。
 この取材記事は次号の「音楽の友」に書く予定になっている。
 ホールはとても音響がよく、心ゆくまで室内楽を堪能することができた。
 終演後は、共演者の徳永二男、三浦文彰にコメントをもらい、記事に反映することにした。
 今回も、宮崎国際音楽祭管弦楽団の演奏が際立ち、徳永さんが声をかけて集まった若手および実力派演奏家の作り出す音楽に、とても感銘を受けた。
 それに関しても、記事で触れたいと思う。
 会場のあちこちに今回のコンサートやリハーサル、オフショットを撮影した写真が飾られ、音楽祭ならではの輝かしく楽しい空気を醸し出していた。
 今日の写真は、ホールの入口と、花いっぱいのロビーから外を眺めたところ。周囲に何も建物がないからか、本当にゆったりとしている。

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posted by 伊熊よし子 at 22:51 | 麗しき旅の記憶

奈良ホテル

 連休の京都は、どこに行ってもものすごい人で、紅葉を愛でる人でごったがえしている。
 今回は、その混雑を逃れて奈良に出向いた。両親が長年愛した奈良ホテルに行き、昼膳をいただいたのである。
 奈良ホテルは、いまも昔も変わらぬ凛とした風情で出迎えてくれる。
 今回は日本料理の「花菊」の1日30食限定という、「もみじ狩り弁当」を予約しておいた。

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 3段のお重にさまざまなお料理がぎっしりと詰まっている。
 これに煮物、汁物、鮭そぼろ御飯、宝石(デザート)が付く。なんと美しいハーモニーほ奏でていることだろうか。食べるのがもったいないほどの色彩感と取り合わせ。ひとつずつていねいに作られ、素材の味が生きている。
 奈良ホテルは高台に位置しているため、レストランからの眺めもすばらしい。旧館の内部は創立当時のままの姿をいまに伝え、新館も趣がある。

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 11月下旬は紅葉がすばらしく、ホテルの中庭も一幅の絵のような色合いが印象的だった。

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posted by 伊熊よし子 at 23:30 | 麗しき旅の記憶

ル・ポン国際音楽祭

 ル・ポン国際音楽祭は、樫本大進が音楽監督を務める音楽祭である。
 今回は、初めてこの音楽祭を取材するために出かけ、世界から集まったすばらしいアーティストたちが奏でる室内楽を楽しんだ。
 すでに12回目を迎えるル・ポン国際音楽祭は、すっかり赤穂と姫路に定着し、すべてのコンサートが完売となっている。
 この取材は「家庭画報」の来年初頭の号で紹介することになっているため、ここではまだアーティストの写真や内容は公開できない。
 今回は姫路を訪れ、有名な姫路城で撮影を行った。近くで見る姫路城は非常にエレガントで美しく、敷地の広大さには目を見張った。
 今日の写真は、音楽祭の楽屋に置かれているホワイトボードに書かれた、スケジュールの一覧表。すべてのアーティストが毎日これをチェックして、自分の出番を確認している。ボランティアの方たちが考えたというアイディアあふれるリストである。

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 姫路城の入口には「世界遺産」の文字が。

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 姫路城遠景。
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posted by 伊熊よし子 at 23:36 | 麗しき旅の記憶
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