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バジルソース

 日ごろからお料理の調味料をいろいろ探しているが、近くのスーパーでおいしい生バジルソースを見つけた。
 これは入荷するとすぐに完売してしまう人気商品で、私は一度に5本ほど購入している。
 バジルソースはこれまでさまざまなものを試してきたが、味が濃厚すぎたり、塩味が強かったり、添加物が多かったり、どこか自然ではない感じがしたりと、どうも納得のいくものがなかった。
 でも、この大分産のバジルソースはパスタに加えても、ミネストローネに入れても絶品。とてもナチュラルで違和感がなく、パクパク食べられる。
 福岡県の梅薫醸造株式会社というところの製品である。
 あまりおいしいため、姉にもひと瓶おすそわけしたが、彼女も大絶賛。白身魚のソテーに添えても、ゆでたじゃがいもに添えても、また異なるおいしさが味わえる。
 「九州育ちばい」と書いてあるのも、なんだかほほえましくていい。
 こういう調味料を見つけると、レシピの幅が広がる。さて、どんな素材に合わせようかな。 

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posted by 伊熊よし子 at 21:29 | 美味なるダイアリー

セバスティアン・ヴァイグレ

 「音楽の友」の「マリアージュなこの1本」に、ドイツ出身の指揮者、セバスティアン・ヴァイグレが登場。
 マエストロ・ヴァイグレは1961年ベルリン生まれ。1982 年、ベルリン国立歌劇場管弦楽団の首席ホルン奏者として入団。
 90年代後半から、バレンボイムの薦めで指揮者としての活動を開始。やがてヨーロッパ各地のオペラハウスの要職を務め、2007年にはバイロイト音楽祭に初登場。以来、ワーグナーやR.シュトラウスのオペラを得意とし、シンフォニー指揮者としても活躍。
 2019年から読売日本交響楽団の常任指揮者を務めている。
 今日は、ホルン奏者から指揮者に転向したときのこと、バイロイトで初めて指揮したときの様子、レパートリーに関して、読響のことなど、さまざまなことを質問したが、ことばを尽くして一生懸命答えてくれた。
 マエストロが選んだお店は、新宿御苑前にあるフレンチレストラン「グットドレザン(葡萄の雫)」。オーガニック野菜をはじめ新鮮な旬の食材を用いたお料理で、今日も絵画のように美しい4皿が並んだ。合わせたのはマエストロが好むという白ワイン。
 今日の写真はオーナーシェフの杉本さんと、マエストロ・ヴァイグレ。
 マエストロは和食も大好きで、お寿司、すき焼き、天ぷらなど、「日本は何でもおいしいよねえ」とにっこり。
 「先日、広島でお好み焼きを食べたけど、これもまたすごくおいしくて、たまらない」とまたまたにんまり笑顔。
 今後は健康に留意し、よりよい演奏を目指して、少しでも長く指揮台に立つのが夢、と語ってくれた。

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posted by 伊熊よし子 at 22:08 | 美味なるダイアリー

桜井博志х兼重稔宏

「音楽の友」の「マリアージュなこの1本」の次号の出演者は、旭酒造の桜井博志会長と、ピアニストの兼重稔宏。
 桜井会長が選んだお店は、季節の会席料理で名高い分とく山の新宿・伊勢丹店。
 をこのお店はふぐ料理専門店とく山の料理長だった野崎洋光さんが総料理長を務めていた、麻布の分けとく山が伊勢丹に開いたお店で、野崎さんが2023年末で勇退した後は、後輩たちがその味を引き継ぎ、守っている。
 この日も名物として知られる鮑の礒焼きをはじめ、職人芸が際立つ逸品が並んだ。
 以前、横浜のヤマハで開催された「ウィンナートーンと共に日本酒を嗜む」という会におふたりが出演していたときに取材に行き、今回は2度目のインタビューとなった。
 おふたりの出会いからお聞きし、桜井会長には日本センチュリー響をはじめクラシックのさまざまな面でのサポートに関して伺い、兼重稔宏にはピアニストとしての今後の活動などをお聞きした。さらにおふたりには、近い将来のクラシック界の在り方、進むべき方向性なども話していただいた。
 今日の写真は、カウンターでの料理長とのショット。もう1枚は、着物を愛する会長が「獺祭」のロゴ入りの羽織を着ていらしたため、その背後をパチリ。「そういうのも撮るの?」と会長に笑われた。

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posted by 伊熊よし子 at 14:41 | 美味なるダイアリー
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