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甘いっ子

 西荻には、昔から変わらない内容で営業しているお店が数多くあり、私はそういう老舗がたまらなく好きである。
 駅の南口から4〜5分のかき氷が有名な「甘いっ子」は、昭和40年創業の甘味処。
 2000年に元の店主がお店を閉じようとしたところ、常連だった現店主が受け継ぐことを決意、それから修行を重ねて現在の状況になったという。
 いまでは西荻を代表する甘味処として、根強いファンを獲得している。
 私は原稿書きで疲れると、無性におしるこが食べたくなる。それも上品なこしあんの御膳汁粉ではなく、あずきがたっぷり入った田舎汁粉が好み。
 この甘いっ子の田舎汁粉は、なんといってもボリュームが違う。2〜3人分はあろうかという、びっくりするくらいの量で、焦げ目のついたおいしいお餅も2個入っている。
 スプーンがついてくるので、最初は「なんで?」と思うが、これは食べ始めるとわかる。
 大量のあずきを口に運ぶには、スプーンが必要不可欠なのである。
 ものすごくからだと脳が疲弊しているときにこのおしるこをいただくと、食べたあとには満足感とともに、にんまりと笑顔になっている自分に気づく。
 今日の写真は古きよき時代を感じさせるお店の外観と、たっぷりあずきの田舎汁粉。甘党のかたは、ぜひ。

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posted by 伊熊よし子 at 15:23 | 西荻はおいしい

西荻 ホソコシ

 西荻には、結構たくさんのケーキ屋さんがある。
 なかでも、私のお気に入りはホソコシである。
 ここのケーキはとても味が複雑で、少しずつ食べていくといろんな味が出てきて、とにかく最後までわくわくする気持ちが続き、紅茶ともよく合う。
 昨年のクリスマスは、仕事の仲間がふたり私の仕事部屋に遊びに来てくれ、ホソコシのクリスマスケーキを出したら、「キャーッ、かわいい」「スマホで撮っちゃおう」「食べるのもったいな〜い」と大騒ぎ。
 今年は、チョコレート味のケーキにした。これもすごくおいしい。
 今年もいろんなことがあった。結構、公私ともども大変な年となり、それらを乗り越えるのに苦労した。
 来年こそはいい年になりますように。
 メリー・クリスマス!!

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posted by 伊熊よし子 at 22:21 | 西荻はおいしい

カレー屋さん bow

西荻はカレーの激戦区である。
さまざまなカレー屋さんが点在し、それぞれ個性を発揮している。
そんなところに、ウチから徒歩1分ほどの路地裏に「bow」というこぢんまりとしたカレー屋さんができた。
開店してまもないのに、みんなよく知っているよね、ランチ時はすでに行列である。
女性ひとりで切り盛りしているお店で、カウンター4席とテーブル4席というアットホームな感じ。すぐにいっぱいになってしまう。
そこで、テイクアウトを頼んでみた。
これが大当たり。ものすごくていねいに作られていて、これまで食べてきたカレーのなかでもダントツのおいしさ。
今回は、ひき肉となすのカレーと、ポークビンダルーを頼んでみた。ひき肉となすのカレーは味わいが深く、何度も頼みたくなる飽きのこないおいしさで、ほどよい辛さ。サフランライスとの相性もピッタリ。ポークビンダルーはものすごく刺激的。辛さがハンパではない。辛さがほしい人にはこちらがお薦め。
こういうお店が近くにあると、ランチを作っている時間がないときに、原稿書きの合間を縫って、さっと買いに行ける。
今日の写真は、「bow」の外観とカレー2種。またすぐにテイクアウトしにいこうっと。

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posted by 伊熊よし子 at 22:30 | 西荻はおいしい
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