2026年09月10日
シモン・トルプチェスキ
9月5日、銀座のヤマハホールでシモン・トルプチェスキのピアノ・リサイタルが行われた。
トルプチェスキは北マケドニア(旧ユーゴスラヴィア)出身の実力派で、スラヴの血をひくためロシア奏法を学び、現在は世界の舞台で活躍している。
今回は20年ぶり2度目の来日で、ベートーヴェン、チャイコフスキー、ラヴェル、プロコフィエフの作品でプログラムを組み、ドラマチックでエネルギーに満ち、作品の内奥に迫る洞察力の深いピアニズムを披露した。
とりわけ印象的だったのが、チャイコフスキー「四季」より「秋の歌」と「ドゥムカ」の哀感あふれる調べの表現法。ロシアの大地を彷彿とさせる視覚的な演奏で、心の奥に響く哀愁に富む旋律のうたわせ方に底力を感じた。
最後のプロコフィエフのピアノ・ソナタ第7番「戦争ソナタ」で存分に実力を発揮し、これで終わりかなと思ったら、アンコールが5曲も続いた。
しかも、日本の「この道」「赤とんぼ」「村まつり」などの編曲版が絶妙の表現で奏され、日本を愛しているとトークで語った、その意味がリアルに伝わる内容だった。
ぜひ、近いうちに再来日を期待したい。この公演レポートは、「ヤマハ音遊人」に書く予定である。
トルプチェスキは北マケドニア(旧ユーゴスラヴィア)出身の実力派で、スラヴの血をひくためロシア奏法を学び、現在は世界の舞台で活躍している。
今回は20年ぶり2度目の来日で、ベートーヴェン、チャイコフスキー、ラヴェル、プロコフィエフの作品でプログラムを組み、ドラマチックでエネルギーに満ち、作品の内奥に迫る洞察力の深いピアニズムを披露した。
とりわけ印象的だったのが、チャイコフスキー「四季」より「秋の歌」と「ドゥムカ」の哀感あふれる調べの表現法。ロシアの大地を彷彿とさせる視覚的な演奏で、心の奥に響く哀愁に富む旋律のうたわせ方に底力を感じた。
最後のプロコフィエフのピアノ・ソナタ第7番「戦争ソナタ」で存分に実力を発揮し、これで終わりかなと思ったら、アンコールが5曲も続いた。
しかも、日本の「この道」「赤とんぼ」「村まつり」などの編曲版が絶妙の表現で奏され、日本を愛しているとトークで語った、その意味がリアルに伝わる内容だった。
ぜひ、近いうちに再来日を期待したい。この公演レポートは、「ヤマハ音遊人」に書く予定である。
posted by 伊熊よし子 at 14:53
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