ブログ

花岡千春

 以前もインタビューでとても興味深い話をいろいろ聞かせてくれた花岡千春が、9月22日に浜離宮朝日ホールで「ピアノ独奏会」を開くことになり、その話を聞くために音楽之友社に出かけた。
 今回のリサイタルは「シューベルトに寄せて」と題され、ピアノ・ソナタ第18番「幻想」とリストの「美しき水車小屋の娘」によるピアノ独奏編曲からさすらい、どこへ、焦燥、狩人〜いやな色、しおれた花、水車小屋と小川というプログラム構成である。
 以前からシューベルトの歌曲の伴奏を数多く経験し、それを経ていつか「美しき水車小屋の娘」によるリスト編の演奏を行いたかったと語る。
 シューベルトに対する熱い思いや、シューベルトの作品に宿るベートーヴェンの影響、ドイツ・リートの魅力などさまざまな面から話してくれ、「いま、この時期に演奏したい」と、これら2作品を選んだという。
 しばらくシューベルトの話題が続き、いま取り組んでいる楽譜の校訂の話に移り、やがて話題は多岐にわたり、フランスと日本の昔のモノクロ映画や監督の話に移った。
 アーティストに話を聞くとき、一応コンサートやレコーディングの話が済むと、私はその人の人間性に触れる話題へと質問を移す。
 ここからは人それぞれ。趣味の話を楽しそうに語る人、いま凝っていることを熱心に話してくれる人、本や絵や詩など、いまハマっている世界について饒舌になる人など。
 花岡さんも、古い時代の映画の話では目の輝きが増し、止まらなくなった。
 さて、今回はどんなシューベルトの世界へと聴き手をいざなってくれるだろうか。
 今日のインタビューは「音楽の友」に書く予定である。写真は、会議室に飾ってあったシューベルト像とともに。

 y5111.JPG
posted by 伊熊よし子 at 18:24 | 日々つづれ織り
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE
検索ボックス