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名倉誠人


 2024年10月28日に東京文化会館小ホールで開催された「名倉誠人60マリンバ・リサイタルV Aspirations:夢を追い続ける者」に関しては、コンサートレポートを綴ったが、5月25日(日)14時から神戸市立灘区民ホールにおいて「名倉誠人60第四回演奏会 Succession:次世代のマリンバ奏者と共に」と題したコンサートが開かれることになった。
 当日は作曲家・荻久保和明氏を交えて開演前にトークが行われる。
 プログラムは、東京公演でも取り上げられたベンジャミンC.S.ボイル、デイヴィッド・コンティにJ.S.バッハ、ドビュッシーが加わり、荻久保和明の「コラールとトッカータ」(世界初演)が披露される。
 名倉誠人のマリンバは、何度も書いているが、オーケストラのような多種多様な響きと、自然体でヒューマンな音楽性が特徴。聴き込むほどに心が解放され、癒され、いつも楽器の魅力に新たな発見を抱く。
 今回の神戸公演は、還暦記念のコンサートシリーズの最終回。名倉誠人と次世代を担う若きマリンバ奏者が共演し、新たな地平を拓き、未来への夢を音で奏でる。
 名倉誠人は委嘱作品に力を入れ、常に世界初演や日本初演の作品を発信し続けている。神戸でも、また新たな作品が世に送り出される。
 
posted by 伊熊よし子 at 21:13 | 親しき友との語らい
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