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近藤伸子

 ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏シリーズを継続中の近藤伸子が、11月16日に東京オペラシティリサイタルホールで、シリーズ第6回のリサイタルを行う。
 今回のプログラムは、ピアノ・ソナタ第12番「葬送」、第15番「田園」、第21番「ワルトシュタイン」、そしてチェロ・ソナタ第5番という構成。チェリストは河野文昭が務める。
 このリサイタルに先駆け、「音楽の友」のインタビューを行った。
 近藤伸子はベルリンに留学しているが、そのときの話や、ベートーヴェンの作品に関しての話、共演者との話題など多岐に渡り、特に「ベートーヴェンのソナタは、すべてが好きというわけではないのよ」と、笑いながら率直に語る場面も。
 シリーズを行っていると、たいていの場合は「ベートーヴェンの作品は全部大好き」という話になるが、彼女の場合は、実に正直に、ストレートに語る様子がかえって好感がもてた。
 そこからいろんな方向に話が発展し、すべてが笑いを生むような率直さで、とても興味深かった。
 今回のベートーヴェンも、そのストレートな気持ちが映し出されるに違いない。チェロ・ソナタも楽しみだ。
 今日の写真は、インタビュー中のワンショット。

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posted by 伊熊よし子 at 21:24 | 情報・特急便
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