2023年07月19日
高木凛々子
今回の「音楽の友」の「マリアージュなこの1本」のゲストは、ヴァイオリニストの高木凛々子である。
彼女が指定したお店は、五反田の「ワインバー クインテット」。
グレーが主体のとてもスタイリッシュな店内で、彼女は昨年から通っているそうだ。
高木凛々子はヴァイオリンひと筋のストイックな生活を送り、「いまは恋愛もなし」というほどの練習魔。食べる時間と寝る時間以外は、すべて練習に費やし、一日10時間以上ヴァイオリンとともにあるという。
「ソロ、デュオ、室内楽、コンチェルト、コンサートマスターの仕事と、譜読みをしなくてはならない作品が目の前に山ほど。遊びにも行かないし、外食もほとんどしません」とサラリと話す。
キュートなマスクからは想像できないほどの芯の強い性格で、幼いころからコンクールでも「絶対に優勝する」という強い意志をもって臨んだとか。
この日は、大好きなおばあちゃんと一緒に取材に訪れた。おばあちゃんといって紹介されたが、とても若々しく、物静かでおだやかな感じの人だった。
両親はともに読売日本交響楽団のヴァイオリニストゆえ超多忙で、何かあるとすぐにおばあちゃんに話を聞いてもらいに飛んで行くという。
そんな彼女のヴァイオリンひと筋の姿勢を伝える記事にしたいと思う。
今日の写真は、オーナーソムリエの渡部慶一郎さんと。
posted by 伊熊よし子 at 22:03
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