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マティス展

「20年ぶり、待望の大回顧展!」と題された「マティス展」が、4月27日から8月20日まで東京都美術館で開催されている。
 これがものすごい人気で、予約しないと入場できないほど。私もようやくチケットを手に入れ、5月12日に観ることができた。
 当日は金曜日ゆえ、20時まで開館しており、18時入館というチケットを入手した。
 アンリ・マティスは色彩と構図がすばらしく、いずれの絵も独特の個性に彩られていて、時間があればいつまでも眺めていたいほどの魅力を放っている。
 いまは、みんながスマホでパチパチ撮影している。私も少しだけ撮らせてもらった。

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 とりわけ印象的なのは、マティス生涯の再校傑作といわれる、ヴァンスのロザリオ礼拝堂の動画が観られること。一番最後の展示室の一角に小さなスペースが作られ、椅子にすわってゆっくりロザリオ礼拝堂の雰囲気を楽しむことができる。
 ロザリオ礼拝堂は、リヒテルが深く愛したところ。以前、フランスのマネジメントを務めていたというルネ・マルタンからその話を聞いた。以来、ぜひニースに足を運びたいと思っていた次第である。

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マティスの絵を観た後は、とても精神的に豊かな気分になり、脳が活性化した感じだ。
 私は美術館グッズが大好きで、今回はマティスの《オセアニア 空》のスカーフをゲット。これから夏にかけて、仕事に出かけるときは、いつもこのスカーフを巻いていきたいと思う。


posted by 伊熊よし子 at 23:10 | 日々つづれ織り
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