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スタニスラフ・ブーニン

 先日、本当に久しぶりにスタニスラフ・ブーニンに会った。
 インタビューで会うのは何年ぶりだろうか。
 ブーニンは病気やケガで9年間に渡って演奏の場から離れ、治療とリハビリに努めてきた。
 ようやく少しずつ演奏活動を開始し、次なるコンサートに向けて準備中だという。
 インタビューが行われたのは、ブーニンが旧ソ連時代に練習に使っていたブリュートナーのピアノが置いてある、世田谷の松本記念音楽迎賓館。このピアノは数奇な運命をもち、以前その経緯を綴ったことがある。
 しばらくぶりに会ったブーニンは、リハビリ中とはいえ、かなり演奏に前向きで、いかに自分が音楽を愛しているかをことばを尽くして語った。
 このインタビューは、ハースト・デジタル・ジャパンの「Fortuna」に書くことになっている。
 今日の写真は、ブリュートナーのピアノを弾くブーニン。午後の光が差し込み、かなりまぶしそうだった。

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posted by 伊熊よし子 at 21:47 | 終わりよければ…取材奮闘記
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