2022年11月18日
石井琢磨
ウィーン在住のピアニスト、石井琢磨が「TANZ(タンッ)」と題する、ワルツや民俗舞曲などの踊りの曲をプログラミングしたアルバムをリリースした(イープラス)。
その話を聞きに、事務所まで出かけた。
彼はウィーンにもう10年も暮らしているが、“TAKU-音TVたくおん“名義でYoutubeチャンネルを開設してからは超多忙になり、ウィーンと東京の往復がものすごく増えたそうだ。
いまは「CD発売記念コンサート」や「47都道府県ツアー〜ウィーンからあなたの街へ〜のコンサートでも大忙し。
「でも、従来のクラシックの聴き方や演奏に対する考え方を変革し、新たな方法を模索し、それを実践していくことに意義を見出しているため、疲れは感じないんです。もっといろんな人にクラシックを楽しんでほしい。そのために自分ができることは何でもやるつもりです」
インタビューはさまざまな方向へと話が広がっていき、石井琢磨という人間が前面に出て、とても内容の濃いものとなった。
この記事は「ピアノの本」に書く予定になっているが、彼の潔いまでの変革魂が伝わるような原稿にしたいと思っている。
今日の写真は、インタビュー後のワンショット。自身の考えを思いっきり話したあとの、リラックスした表情が印象的。
posted by 伊熊よし子 at 22:12
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