2022年07月02日
福井直昭学長
先日、武蔵野音楽大学の福井直昭学長にお目にかかった。
実は、音大の冊子「MUSASHINO for TOMORROW」に「国際舞台に飛翔する若き才能に注目」と題する原稿を寄せた。
福井学長からの依頼で、巻頭カラー5ページ、各地で取材したときの写真も6枚掲載されている。
そのお礼と、現在の音大の様子を聞きに、武蔵野音楽大学の江古田キャンパスに出かけた。
福井学長はピアニストとしても活動し、音大では指導も行っている。
ケマル・ゲキチとの2台ピアノの演奏も行っており、ゲキチをデビュー以来よく知っている私は、その話題がとても興味深かった。
ただし、コロナ禍の影響もあり、最近はなかなかゲキチの演奏を聴くことができず、インタビューで会うこともない。
私はふだん雑誌や新聞、WEBなどに記事を書いているが、これらを読んでくれるのは大人の音楽ファンが多く、音大生にはあまり届かない。
それに関して、いかにしたら音大生に記事を読んでもらえるか、情報を発信できるのか、学長に意見を仰いだ。
これは、私の仕事のこれからの大きな課題であり、いろいろ模索中である。
学長は、いろんなジャンルの人たちと幅広く交流し、音大が少しでもいい方向に向かうよう尽力していると熱く語った。
その様子は、とても頼もしく感じられるものだった。
現在は学生の数が減り、いずれの音大も大変な時期にさしかかっていると聞く。ぜひ、頑張ってください。
今日の写真は、お目にかかったときの学長のワンショット。次回は演奏を聴かせていただきたいと思う。
posted by 伊熊よし子 at 23:59
| 日々つづれ織り