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小菅優

 アルバムをリリースするごとに、コンサートを行うごとに、常に新たな試みで前進あるのみという姿勢を見せている小菅優が、彼女のために書かれた藤倉大のピアノ協奏曲第3番「インパルス」/WHIMと、ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調を組み合わせた録音を世に送り出した(ソニー)。
  その話を聞くために、インタビューに出かけた。
 藤倉大との交流について、作品の初演について、作曲家の素顔から録音までの様子、ラヴェルとの組み合わせについてなど、幅広い話題がゆったりと語られ、今後の予定も聞くことができた。
 小菅優は藤倉大に「シャイな性格」だといわれたようで、そのことに関しても、いろんな人が彼女をどう思っているか、もちろん私もどう思っているか、話題となった。
 私は、小菅優という人はとても自立している人で、いつどこで会っても「意志の強さ」と「自分のやりたいことに向かってひたむきに進んでいく」という印象を受ける。シャイだと思ったことは一度もない。
 だが、ご本人はとても人見知りなのだという。特に初対面の人と話すのが苦手で、テーマが決められているときはいいが、フリートークだとあまり話せないという。
 私はデビュー当初から取材を続けているが、いつもゆったりとしたペースでいろんなことを話してくれる。おそらく「テーマが決まっているから」なのだろう。
 今回は長い髪をかなり短く切り、イッセイミヤケの初夏らしい色合いの洋服を着て、かなり印象が変わった感じがした。
「サマーカットにしてみたんです」
 こういって笑っていたが、かろやかな感じになって、よく似合っていた。
 その写真を見てくださいね。このインタビューは、次号の「音楽の友」に書く予定になっている。

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posted by 伊熊よし子 at 23:14 | 親しき友との語らい
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