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冬のコンサート

 10月から12月にかけて来日コンサートが実現し、ようやくクラシック界も活況を呈したと思ったら、再び来日中止となり、現在は日本人のコンサートが増えている。
 10月12日にはイリヤ・イーティン、20日にはレオニダス・カヴァコス、25日には内田光子、28日にはラファウ・ブレハッチ、11月3日にはウィーン・フィルを聴きに行き、11日にはブルース・リウ、17日にはエフゲニー・キーシン、18日には作曲家キーシンの肖像、24日にはアレクサンドル・カントロフと立て続けにすばらしいコンサートが続いた。
 それぞれ雑誌、新聞、WEBなどの公演評を書き、そして12月に突入。ここでまた来日中止が発表されたが、なんとか滑り込みセーフで来日できたアーティストのコンサートは無事に開催となった。
  12月8日には反田恭平VS小林愛実、9日には服部百音&亀井聖矢と日本人のコンサートが続き、昨日はクリスチャン・ツィメルマンを聴きに行った。
  ツィメルマンの公演評も、雑誌と新聞に書く予定である。
  さらに18日には務川慧悟、27日には若手チェリストが共演する「奇跡のチェロアンサンブル」も聴きに行く予定である。
  いまは、音楽誌の特集として、今年のコンサート・ベストテンやベストCD・DVDの記事を書くことになっており、今年1年を振り返る時期である。
  さて、この来日中止はいつまで続くのであろうか。来春のコンサートはすでに発表されているものの、見通しがつかず、みんな困惑している。昨日のツィメルマンは満席で、みんながナマの音楽を聴く歓びに満たされ、喝采がやまなかった。
  少しでも早く、状況がいい方向に向かうことを祈るばかりだ。
posted by 伊熊よし子 at 17:19 | クラシックを愛す
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