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鈴木大介

 今回の「音楽の友」の「マリアージュなこの1本」は、ギタリストの鈴木大介の登場だ。
 彼には9月の「たかまつ国際古楽祭」で取材したばかり。そのときも食事がらみだったが、今回の鈴木大介の行きつけのお店は、五反田にある「オ コントワール エシェゾー」というレストラン。
 駅から1分というアクセスのいいワインビストロで、居心地のよさそうな雰囲気がただよっていた。
 ここで、まずはインタビューから開始。これまであまり聞いたことのなかった留学時代の話や、武満徹との出会い、オーストリアの小さな村での生活から現在にいたるまでの演奏の経緯など、非常に興味深い話を聞くことができた。
 そして撮影に移り、シェフにも参加してもらい、お料理とワインも並べていただいた。
 この記事は、来月発売号に掲載される予定である。
 鈴木大介は、以前は話をする相手の目を見ることが苦手というシャイな性格だったが、「年をとったせいですかね、最近はちゃんと相手の目を見て話せるようになったんですよ」と笑っていた。
 これまでいろんな機会にインタビューをしてきたが、私が彼とは真逆な性格ゆえか、いつもリラックスしていろんな話を楽しそうにしてくれる。
 そして私は、なんといっても、鈴木大介のギターに惚れている。どんな曲を聴いても、心の奥にひたひたと感動が押し寄せてくるのである。でも、そんなことはご本人の前でひとことも話したことはない。ひっそりと、その演奏に惚れ続けているのである。
 今日の写真は、シェフを交えたワンショット。ワインは、やっぱりエシェゾーが最高かな。

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posted by 伊熊よし子 at 18:10 | 日々つづれ織り
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