2021年11月07日
Classic Bar
ようやくさまざまなコンサートが可能となり、先日はサントリーホールのブルーローズ(小ホール)で、「Classic Bar〜in Blue Rose vol.8」と題するコンサートが開催された。
これは2部構成で、第1部がサントリー・ウイスキーアンバサダーの佐々木太一氏のウイスキーにまつわるトークが行われ、第2部では上野星矢(フルート)、岡田奏(ピアノ)、川島麻実子(バレエ)の演奏とバレエが上演されるという構成。
佐々木氏のトークは世界5大ウイスキーの話や、その7蒸留所から原酒を選定して日本でブレンドしたという「碧(アオ)」の話題まで多岐に渡り、とても興味深かった。
演奏は、ウイスキーが大好きだという上野星矢のフルートが存分に楽しめる内容で、ボリングの「センチメンタル」、ドビュッシーの「シランクス、月の光」、ビゼー(上野星矢、内門卓也編)の「カルメン幻想曲」というプログラムで、途中から川島麻実子のバレエとのコラボレーションとなり、はなやかで豊かな香りを放つ舞台となった。
例年は聴衆がウイスキーを味わいながら音楽を楽しむ形だったが、現在はそれが不可能なため、「碧(アオ)」のハーフボトルと特別仕様のグラスのセットを持ち帰るというスタイルに変更された。
家に戻ってその美しい形状のボトルとグラスを眺め、改めて日本のウイスキーの底力を知ることになった。これからゆっくり味わおうと思っている。
今日の写真は、凝ったデザインの「碧(アオ)」のハーフボトルとグラス。
posted by 伊熊よし子 at 17:00
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