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piaNA

 ピアノ・デュオのpiaNA(西本夏生と佐久間あすか)が、彼女たちに献呈された作品を含むニコライ・カプースチンの「4手のためのピアノ作品集(BRAVO  RECORDS)をリリースした。
 これはいまの時代を反映したクラウドファンディングによる制作で、カプースチンが2020年7月2日に亡くなったため、急きょレコーディングが進行したのだという。
 その話を聞きに、piaNAのおふたりに会いに出かけた。
 カプースチンの音楽への愛、作曲家本人に会ったときの様子、ふたりで演奏するということ、作品の解釈や内容など、さまざまな話を聞くことができた。
 もっとも印象的だったのは、「ひとりだとなかなかできないことも、ふたりだったら何でもできる」と明言したこと。
 彼女たちは性格がまるで違うのに、音楽に対するアプローチや取り組み方が完全に一致していること。本当に世の中にこんなにも音楽的に会う人がいるなんて驚きだと、熱く語っていた。
  このインタビューは、次号の「レコード芸術」に掲載される予定になっている。
  今日の写真は、スペインのデシグアルというブランドの、絵画を思わせるような色彩の衣裳を着たおふたり。私もスペインが大好きなので、Desigualの洋服をぜひ探したいと思っている。

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posted by 伊熊よし子 at 17:17 | アーティスト・クローズアップ
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