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横山幸雄

  いま、「音楽の友」のショパン特集とショパンのムックのためのインタビューを続けている。
  先日は横山幸雄のインタビューで、ショパンに関するさまざまなことを聞いた。
  もちろん、彼のデビュー前から取材を続けているため、たくさんのストックが私のなかにあり、横山さんには「もう僕が新たに話さなくても、すべて書くことができるんじゃない(笑)」などといわれている。
  それでも、特集用とムック用に聞かなくてはならないことがいくつもあり、取材を続けることになる。
  とりわけ、ムック用のインタビューが大変である。
  詳細はまだ発表できないが、かなり時間を要する内容であり、今回も一度では済まなかった。また、新たに日を決めて取材を続けることになった。
  横山さんは教えることが大好きで、生徒もたくさん抱えている。それゆえ、インタビューの質問が具体的な奏法や表現法、さらに技巧的な面に触れると、実際に指を動かして説明してくれる。
  これがとてもわかりやすく、実際にピアノを弾く人、教える人、これから学ぼうとする人にとって、貴重な教えとなる。
  そこで編集担当のSさんと相談し、次回からはこの手の写真を撮ることになった。それを記事のなかに取り込んでいけば、より理解しやすくなると思うからだ。
  まだまだ何度か取材を重ね、原稿をまとめ、締め切りに間に合わせなくてはならない。
  今日の写真は、ショパンのある作品で指の開き方、力の入れ方、脱力の仕方などを具体的にせ詰めてしているところ。
  次回は、これをピアノの鍵盤上で行ってもらおうと思っている。

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posted by 伊熊よし子 at 22:13 | ああ愉しき(?)、締切り地獄
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