2021年05月17日
横山幸雄
いま、「音楽の友」のショパン特集とショパンのムックのためのインタビューを続けている。
先日は横山幸雄のインタビューで、ショパンに関するさまざまなことを聞いた。
もちろん、彼のデビュー前から取材を続けているため、たくさんのストックが私のなかにあり、横山さんには「もう僕が新たに話さなくても、すべて書くことができるんじゃない(笑)」などといわれている。
それでも、特集用とムック用に聞かなくてはならないことがいくつもあり、取材を続けることになる。
とりわけ、ムック用のインタビューが大変である。
詳細はまだ発表できないが、かなり時間を要する内容であり、今回も一度では済まなかった。また、新たに日を決めて取材を続けることになった。
横山さんは教えることが大好きで、生徒もたくさん抱えている。それゆえ、インタビューの質問が具体的な奏法や表現法、さらに技巧的な面に触れると、実際に指を動かして説明してくれる。
これがとてもわかりやすく、実際にピアノを弾く人、教える人、これから学ぼうとする人にとって、貴重な教えとなる。
そこで編集担当のSさんと相談し、次回からはこの手の写真を撮ることになった。それを記事のなかに取り込んでいけば、より理解しやすくなると思うからだ。
まだまだ何度か取材を重ね、原稿をまとめ、締め切りに間に合わせなくてはならない。
今日の写真は、ショパンのある作品で指の開き方、力の入れ方、脱力の仕方などを具体的にせ詰めてしているところ。
次回は、これをピアノの鍵盤上で行ってもらおうと思っている。
posted by 伊熊よし子 at 22:13
| ああ愉しき(?)、締切り地獄