2021年03月12日
安曇野の春野菜
松本に住む友人のTちゃん から、「安曇野の春野菜がおいしい季節になったから、送ったよ〜」と連絡があった。
翌日、ドーンと信州の薫りをいっぱいにはらんだ野菜とりんごが届いた。
いつも感じることだが、Tちゃんが送ってくれる野菜やくだものは、その土地の空気まで運んでくるようだ。箱を開けた途端、フワーっとおだやかで冷涼で清々しい空気がただよってくるからだ。
今回は、野沢菜、クレソン、わさびの花、山菜カンゾウ、生わさび、せり、ピンクレディーとサンふじ(りんご)がたっぷり入っていた。
もう、眺めているだけでアイデアがもりもり湧いてくる。
さて、何から作ろうか。
まず、野沢菜の浅漬けから挑戦。手持ちの漬物樽に、野沢菜2杷を塩と昆布を入れ込んで漬け込んだ。2週間後くらいに水分が上がってくるだろから、それからまた上下をひっくり返して漬け直す。
次は、せりのおにぎり。せりをこまかく切ってサッと炒め、火を止めてから酒と醤油を少したらして余熱で温め、炊き立てのごはんに混ぜる。小さめのおにぎりを作り、食べるときに京都のちりめん山椒をトッピングし、海苔で巻く。
せりは天ぷらにも合う。新たまねぎと新ごぼうの千切りとせり、そして駿河湾の桜海老を混ぜ、かき揚げにした。
今回は、見たことのない山菜が入っていた。袋にはカンゾウと書いてある。Tちゃんに「どうやって食べるの?」と聞いたら、「からし酢みそが合うよ」といわれたので、まぐろのお刺身を買ってきて、カンゾウをゆで、ぬたのようにしてみた。
今日の写真は、せりのおにぎり、かき揚げ、まぐろとカンゾウのからし酢みそあえ。
まだまだこれからも楽しめるものがいっぱい。Tちゃん、ごちそうさま〜。
posted by 伊熊よし子 at 21:46
| 美味なるダイアリー