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ルノー・カピュソン&ベルトラン・シャマユ

  毎年、クラシック界は偉大な作曲家のメモリアルイヤーを祝し、世界中でその作品が数多く演奏される。
  2021年はフランスのカミーユ・サン=サーンス(1835〜1921)の没後100年にあたる年。
  これに向けて、昨年の夏にフランスの実力派、ヴァイオリンのルノー・カピュソン、チェロのエドガー・モロー、ピアノのベルトラン・シャマユがサン=サーンスのヴァイオリン・ソナタ第1番、チェロ・ソナタ第1番、ピアノ三重奏曲第2番をレコーディング。メモリアルイヤーに先駆けてリリースした。  
  その録音に関しては、ヤマハの「WEB 音遊人」に綴ったが、まだ記事がアップされていないため、ここではカピュソンとシャマユの映像を紹介したい(ワーナーミュージック提供)。
  ルノー・カピュソンの弦の響きは非常に官能的で、内に秘めた情熱が印象的。どんな作品を弾いても、特有の音色と表現が心の奥にしっとりと染み込んでくる。私の大好きなヴァイオリニストである。
  新年最初のブログは、ぜひこのカピュソンの美しい響きで始めたい。ヴァイオリン・ソナタ第1番の第1楽章だ。
  じっくり聴いてくださいね。


posted by 伊熊よし子 at 20:42 | 親しき友との語らい
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