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佐藤晴真

  2019年、ミュンヘン国際音楽コンクールのチェロ部門において日本人初の優勝に輝いた佐藤晴真が、「The Senses〜ブラームス作品集〜」と題するデビュー・アルバムをリリースすることになった(ユニバーサル、11月25日発売)。
  このライナーノーツを書いているため、音源は聴かせてもらったが、ご本人が以前のインタビューで語っていたように、ブラームスの低弦を生かした作品のすばらしさがひしひしと伝わってくる録音になっている。
   今回は、「intoxicate」をはじめ、ユニバーサルのサイトなどにも記事を書き分けするインタビューを行うため、久しぶりに佐藤晴真に会いにレコード会社に出かけた。
  もちろん、彼も私もマスクを着用してのインタビューで、距離もある程度離している。
  佐藤晴真はブラームスをこよなく愛している。その作品解釈に関してや、選曲の理由、作曲家としての魅力などを語ってもらったが、いずれもブラームスへの熱い思いが凝縮していた。
  彼はひとつの質問に対し、じっくり考え、ことばを選びながらゆっくり話すタイプ。その語りは静謐な空気をまとい、ときに音楽のなかの一瞬の休符の存在のように、沈黙が支配する。
  そのゆったりとした話し方は、まさに演奏にも通じ、人間性が映し出される。
  プログラムはチェロ・ソナタ第1番、第2番と歌曲の編曲版である(ピアノは大伏啓太)。
  また、記事がWEBにアップされたら、紹介します。
  今日の写真は、インタビュー後のワンショット。語りも表情も、実にやわらかい。

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posted by 伊熊よし子 at 22:35 | 情報・特急便
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