2020年06月13日
みつばちのあんみつ
5カ月ぶりに、京都の仕事部屋の様子を見に行ってきた。
やはり家というのは生き物で、長い間、水を流していなかったためか、配管のひとつに異常が生じてしまった。
急きょ薬局に行って薬品を購入して流してみたが、あまり効果はない。
もう一度ゆっくり来て、業者さんにお願いしてみるしかなさそうだ。
気が滅入っていても仕方がないので、出町柳まで歩いて行き、以前から気になっていた甘味処の「みつばち」を訪ねてみた。
ここのあんみつはひとつひとつの素材にこだわっていて、寒天は南房総の千倉産の自家製で、あんずもあずきも黒蜜も抹茶アイスも、いずれおとらぬ逸品。ひと口いただくごとにため息が出そう(笑)。
しばらくの間、こうした京都の昔ながらの味覚から遠ざかっていたため、ことさらからだに染み入る。
お店の机の配置もソーシャルディスタンスを守っていて、他のお客さんとはかなり距離が離れていた。
いま、京都は新幹線も駅も町も、初めて見るくらい人が少ない。お店でも、あまり声高に話している人はいない。
どこに行っても、以前のにぎわいが嘘のように静まり帰っている。
今日の写真は、「みつばち」の外観とあんみつ。
posted by 伊熊よし子 at 21:56
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