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来日ラッシュと原稿締め切り

  ここ1週間は、来日ラッシュでコンサートとインタビューなどが続き、原稿の締め切りも重なり、てんやわんやの状態である。
  ワレリー・ゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場の来日プログラムは「チャイコフスキー フェスティヴァル2019」と題し、11月30日から12月7日までオペラとシンフォニー、コンチェルトがぎっしり詰まっている。
  11月30日には「スペードの女王」、12月2日には「マゼッパ」を聴きに行った。両方ともゲルギエフの選んだ実力派の歌手が勢ぞろい。加えてオーケストラと合唱がこれまたすごい迫力。この2本のオペラに関しては、「公明新聞」に公演評を書く予定になっている。
  そして今夜は、アイスランド出身の個性派ピアニスト、ヴィキングル・オラフソンのリサイタルを聴きに紀尾井ホールに出かけた。ヴィキングルに関しては、これまでいろんなところで紹介してきたが、ナマで聴く彼の演奏はまさに衝撃。ブレない演奏というのは、こういうものなのだろう。ラモーを弾いても、ドビュッシーを弾いても、ムソルグスキーを弾いても、まったくこれまで聴いた演奏とは異なる魅力を発している。
  破格の才能の持ち主だということが理解できた。
  ヴィキングルについては、またゆっくり書きたいと思う。
  こうしたコンサートの合間に、ブログにも書いたアレクサンドル・タローのインタビューがあったり、「音楽の友」の小林沙羅の取材があったり、プログラム用の辻井伸行のインタビューがあったりと、土曜日も日曜日も仕事仕事。ちょっと疲れ気味である。もちろん、原稿締め切りが重なっているため、それらを集中してこなさなくてはならない。
  さて、もう12月に入ってしまった。これからしばらくすると年末入稿の季節がやってくる。
  それには体力を整えておかないと、途中で息切れしてしまう。というのをいいわけに、夜遅くなってから食べるから、この時期は変に太るんだよね。でも、食事制限をして体力が落ちると、風邪をひいたりするしね。
  この悪循環、なんとかならないものだろうか…。
  
posted by 伊熊よし子 at 22:43 | ああ愉しき(?)、締切り地獄
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