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デア・リング東京オーケストラ

 西脇善訓さんはレコード会社勤務を経て友人とレコード会社を設立し、プロデューサーとしてさまざまなCD制作に携わってきた。私は長年のおつきあいがある。
 その西脇さんが今度はデア・リング東京オーケストラを設立し、指揮者を務めることになった。すでに5枚の録音をリリースしているが、いよいよこのコンビによるコンサートが実現することになった。
 8月31日、三鷹市芸術文化センター「風のホール」で16時開演である。プログラムはモーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲、メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」、ベートーヴェン:「ロマンス」(ヴァイオリン独奏:森岡聡 指揮者なし)、ベートーヴェン:交響曲第7番。
 今日は、その西脇さんにデア・リング東京オーケストラの結成から現在まで、これまでの録音のこと、デビュー・コンサートのことなどをインタビューした。
 この記事は次号の「日経新聞」に書く予定にしている。
 西脇さんはホールをひとつの楽器に見立て、オーケストラのメンバーがそれぞれボウイングなどを自由に行い、指揮者のタクトを見て演奏するのではなく、各人が聴衆の方を向き、ホールの「空間力」を意識しながら演奏するという画期的なシステムを創り出した。
 それはバイロイトでワーグナーの音楽を聴いたことや、偉大な指揮者ミシェル・コルボの音楽の作り方などからインスパイアされ、自身の目指す響きをひたすら追求した結果だという。
 インタビューでは、目指す空間力について、熱く深く雄弁に語ってくれた。
 このコンサートはライヴ収録されることになっている。新たなオーケストラの響きが生まれる瞬間に立ち会うことができる。本当に楽しみである。
 今日の写真は、神宮前のレストランでランチをご一緒したときの西脇さん。コンサート、期待しています、頑張ってくださいね。

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posted by 伊熊よし子 at 23:26 | 情報・特急便
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