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美しきグラフェネック

 昨日、ウィーン出張から帰国した。
 今回は、佐渡裕指揮ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団、ソリスト辻井伸行の取材(家庭画報)だったが、初めて訪れたグラフェネックが非常に印象に残った。
 コンサートが行われたのは、ウィーン郊外のニーダーエスターライヒ州のグラフェネック城のあるところ。ウィーン市内からクルマで約1時間ほどの距離で、かの有名なメッテルニヒ侯爵所有のロマンティックな城である。広大な敷地に建つ城で、一面の緑に囲まれ、野外の音楽堂と室内ホールがある。
 今回のコンサートは室内ホールの方で開催された。
 当日は、ウィーンからクルマで訪れる聴衆がほとんどで、みんなかなりおしゃれな格好をしている。コンサートは18時半開演だったが、多くの人がかなり前に訪れ、ものすごく広い庭園を散策したり、ワインを飲んだり、食事をしたり…。
 ここは市内とは空気がまったく異なり、自然のなかに身を置く心地よさに現実を忘れてしまいそう。
 コンサート前に佐渡裕と辻井伸行の撮影とふたりのインタビューも行い、コンサートへと足を運んだ。
 プログラムは、ハイドンの交響曲第102番で幕開け。次いでラヴェルのピアノ協奏曲が登場し、後半はドヴォルザークの交響曲第8番が演奏された。
 こうした豊かな自然に囲まれた土地で聴くと、ふだん聴き慣れている作品がまた異なる味わいを醸し出し、新たな魅力を伴って胸に迫ってくるから不思議だ。
 今回の出張では、やはりウィンナーシュニッツェルばかり食べていた気がする。このグラフェネックにも、特別なレストランがあり、そのシュニッツェルは最高だった。
 今日の写真は、グラフェネックのプログラムと冊子。次回は、ぜひ野外音楽堂の方で演奏を聴いてみたいと強く思った。

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posted by 伊熊よし子 at 23:53 | 麗しき旅の記憶
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