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栗原麻樹

 昨日は銀座ヤマハの別館で、ピアニスト栗原麻樹のインタビューを行った。
 彼女は長年に渡ってフランスで学び、さまざまな国際コンクールで受賞歴がある。
 7月8日にはヤマハホールでリサイタルを開き、前半にプーランク、ラヴェルの作品を置き、後半にムソルグスキーの「展覧会の絵」をもってくるプログラムを組んでいる。
 そのリサイタルに先駆けてのインタビューで、ヤマハWEB「ピアニストラウンジ」で記事を展開する予定である。
 栗原麻樹は多くの実力派ピアニストに師事しているが、プーランクの弟子にあたるガブリエ・タッキーノに師事していることから、プーランクの孫弟子にあたる。
 それゆえ、今回はプーランクの「夜想曲」より第1番・第2番・第7番からスタートし、「主題と変奏」へとつなげる。「プーランクはけっしてもやもやしたあいまいな世界ではなく、クリアで凛とした空気がただよう」と明確なプーランク論を熱く語っていた。
 そして、「もっとプーランクの音楽を広めたい」と話した。
 初めて会ったとは思えないほど幅広いことに関して雄弁に語ってくれ、和気あいあいとしたインタビューとなった。
 話のなかで、フランスの音楽に宿るユーモア、ウイット、エスプリの表現について、「これは日本語でいい表すのがとても難しい」ということで意見が一致した。もっと時間があれば、この「エスプリ」に関して、フランスに12年間暮らした彼女の意見を聞きたいと思った。
 今日の写真は、インタビュー後の1枚。
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 この後、サントリーホールに移動し、ヴァシリー・ペトレンコ指揮ロイヤル・リヴァプール・フィル(ソリスト・三浦文彰、辻井伸行)のコンサートを聴いた。2月に現地で聴いたペトレンコ指揮リヴァプール・フィルと辻井伸行の演奏がなつかしく思い出され、有意義なひとときを過ごすことができた。
posted by 伊熊よし子 at 23:38 | 情報・特急便
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