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辻井伸行×ロイヤル・リヴァプール・フィル

 2月1日から6日まで、辻井伸行×ヴァシリー・ペトレンコ指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団の取材に行ってきた。
 今回はコンサートとレコーディングが同時に組まれ、辻井さんはものすごくタイトなスケジュールを精力的にこなしていた。
 演奏したのは、ラフマニノフのパガニーニの主題による狂詩曲とグリーグのピアノ協奏曲。彼らはリヴァプールとノッティンガムにおけるコンサートがあり、リヴァプールではリハーサルと録音、本番と録音というハードなスケジュールが組まれていた。
 私はリハーサル、レコーディング、本番の演奏を聴き、辻井伸行、マエストロ・ペトレンコ、レコーディング・プロデューサーのアンドリュー、アーティスティック・プランニング・ディレクターのサンドラにインタビューを行った。
 その様子は「家庭画報」の連載記事(2カ月分)に書く予定になっている。
 リヴァプールといえば、ビートルズである。雑誌の誌面ではカット的にしか使えないにしても、やはりリヴァプールを象徴する写真が必要だと思い、パリで合流したカメラマンのTさんと一緒にロケハンに出かけた。
 クルマを運転しながらビートルズゆかりの地を巡って説明してくれるドライバーを見つけ、4人に関連する場所をあちこち回った。
 これから徐々にその写真も紹介したいと思う。
 今日の写真はオーケストラの本拠地、リヴァプール・フィルハーモニック。外観はあまり特徴がないように見えるが、内部はリニューアルしたそうで、とても明るくて美しい内装が施されていた。
 辻井さんに聞くと、「とても響きがよくて、オーケストラの音もよく聴こえ、演奏しやすい」そうだ。
 今日の写真は、その外観とホワイエにあるカフェスペース。

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posted by 伊熊よし子 at 22:26 | 麗しき旅の記憶
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