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辻井伸行

 今年に入って何度か辻井伸行に会っているが、今日は「レコード芸術」のインタビューでレコード会社に出向き、話を聞いた。
 今回のインタビューのテーマは、2つの新譜について。ひとつは「CDデビュー10周年記念 スペシャルLIVEコレクション」。もうひとつはベートーヴェンの「悲愴」「月光」「熱情」(両方ともエイベックス)。
 これまで「家庭画報」のインタビューで、デビュー10周年に関してはさまざまなことを聞いてきたが、今日は「レコード芸術」の記事ゆえ、録音に焦点を絞った。
 両方の録音に収録されている作品について、ひとつずつそのときの思い出、録音時の様子、自身の感情、作品について、作曲家について、共演の指揮者やオーケストラについて、世界各地のホールについてなど、多岐に渡る質問を行い、彼はそれにひとつずつじっくりと答えてくれた。
「本当にこの10年間はあっというまでした。ずっと走り続けてきた感じで、いつも目の前のコンサートやレコーディングに集中して取り組み、気が付いたら10年たっていたという感じですね」
 これらの録音には、辻井伸行の10年間の歩みが刻印されていると同時に、彼の成長の過程が映し出されている。
 私もいろんなところで演奏を聴き、インタビューを行い、国内外で取材を続けた10年間だった。
「また、これから20周年、30周年に向けてもっといい演奏ができるように頑張ります!」
 前向きなことばを聞き、外の寒さを忘れる思いがした。本当に今日は空気が冷たく、レコード会社に着くまで、顔が痛いほどだったから。
 写真は、インタビュー後の1枚。「じゃ、次はリヴァプールで会いましょうね」といって、インタビュー会場をあとにした。

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posted by 伊熊よし子 at 22:32 | 親しき友との語らい
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