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ピノキオコンサート

 今日は、公益財団法人アルゲリッチ芸術振興財団が主催する「ピノキオコンサート」が、日生劇場で開催された。
 このコンサートは、「大人と子どものための音・学・会」と題され、音楽を通して次世代を担う子どもたちの豊かな心を育むことを目的とし、1998年よりホール、学校、博物館、神社などさまざまな会場で開催されている。
 財団総裁マルタ・アルゲリッチ、副理事長伊藤京子を中心に、さまざまな演奏家が集い、これまで子どもから大人まで約36,000人が教育プログラムを体験している。
 今日は、チェロの遠藤真理とピアノ・お話の伊藤京子がデュオを披露し、ソリマ「アローン」、カサド「親愛のことば」、シューマン「アダージョとアレグロ 変イ長調」、エルガー「愛のあいさつ」、サン=サーンス「白鳥」、ヴィラ・ロボス「黒鳥の歌」を演奏した。
 日生劇場の1階のピロティで開かれたコンサート、可動式の椅子が並べられ、親子連れがたくさん集まり、みなさん熱心に演奏とトークに耳を傾けていた。
 もっとも印象的だったのは、幼稚園生や小学校低学年くらいの子どもたちが、静かに集中して音楽に聴き入っていたこと。時折、親に連れられて席をはずす子もいたが、ほとんどの子どもが最後までじっと演奏を聴いていた。
 写真は、演奏が終わり、遠藤真理と伊藤京子が聴衆に向けて話しかけているところ。もう1枚は、終演後のおふたりのショット。
 3月初頭に別府アルゲリッチ音楽祭の一環である講座の講師として大分を訪ねて以来、関係者のみなさんとまた会うことができ、再会を喜び合った。
 このコンサートが、末永く続くことをひたすら祈りたいと思う。






 
タグ:"Yoshiko Ikuma"
posted by 伊熊よし子 at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | クラシックを愛す
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