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小山実稚恵

 先日、小山実稚恵の自宅におじゃまし、インタビューを行った。
 小山さんとは、もう長年のお付き合いである。
 今年は、2006年から開始し、12年間で24回のリサイタルを行うシリーズ「小山実稚恵の世界」の最終年(2017年6月17日、11月25日)に当たること、アルバム・デビュー30周年記念のJ.S.バッハ「ゴルトベルク変奏曲」が5月3日にリリースされること、同時期に初めての単行本が出版されることなどを踏まえ、さまざまな角度から話を聞いた。
 このインタビューは、次号の「ハルメク」に書く予定である。
 インタビューでは、仙台出身の小山さんが、東日本大震災で人生観が変わるほどの悲しみを受け、自分に何ができるかを考え、2015年から仙台で「こどもの夢ひろば・ボレロ?つながる・集まる・羽ばたく?」と題する音楽活動を始めたことも伺った。
 そうした思いをどんなことばで読者に伝えるべきか、どう書いたら彼女の真意が伝わるか、それをじっくり考えたいと思っている。
 実は、小山さんの家に行くと、いつも大きな楽しみがある。昨年も写真を公開したが、彼女の愛猫のララちゃんに会えることだ。
 今回も、かわいい表情で迎えてくれた。毛並みもよく、おとなしく、インタビュー中も、目の届くところにいてくれる。
 私はインタビューを終えると、カメラマンが撮影している間、ララちゃんを追いかけ、いろんな表情を撮った。
「あらあ、伊熊さん、すっごく写真撮るの上手よねえ。私、ララのそんな表情、撮ったことないわ」
 小山さんがあまりにも感動してくれるので、写真をシェアすることになった。
 今日の写真は、小山実稚恵のひざに抱かれてポーズをとるララちゃん。小山さんは、カメラマンの要求に応えて一生懸命ララちゃんに正面を向かせようと努力していたが、なかなか真正面を向いてはくれない。



 もう1枚は、撮影に疲れて、花の陰に隠れるララちゃん。でも、私はかがみこんで撮っちゃうもんね。ちょっと伏し目がちで、とってもかわいいでしょ。


 いったい、私は何をしに行ったのか(笑)。
タグ:"Yoshiko Ikuma"
posted by 伊熊よし子 at 22:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 親しき友との語らい
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