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早春の安曇野の味覚

 松本に住む親友のTちゃんが、早春の安曇野の野菜やお米を送ってくれた。
 いつものように箱を開けた途端、みずみずしく清涼な安曇野の空気がただよってくるようで、しばし野菜を眺めてしまう。
 せり、水菜、クレソン、わさびの花に加え、信州木曽のすんき漬と安曇野のこしひかりが入っている。
 いやあ、たまりませんなあ。
 この新鮮さ、素朴さ、おだやかな風がどこかから吹いてくるような、まるで日常から離脱し、しばし清流が流れる安曇野の地にたたずんでいるよう。
 今日は、松本はちらほら雪模様だそうで、Tちゃんは「今夜は寒いから、ウチはせり鍋にするわ」といっていた。
 う?ん、せり鍋か。こんな新鮮なせりだったら、さぞおいしいだろうなあ。あっというまにたくさん食べてしまいそう。
 私は、野菜とじっくり対峙し、レシピを考えた。こういう時間が、なんとも幸せなんだよねえ。
 先ず、せり。こんなとれたてのせりがたくさんあるなんて、ふだんは考えられないから、2品は考えたい。
 ひとつは、「せりとあさりのあえ物」。あさりのむきみ缶を使うシンプルで作り方も簡単なあえ物。
 もうひとつは、「春野菜の五色白あえ」。せり、油揚げ、きくらげ、いんげん、にんじん、干し椎茸など、手に入る物で作る白あえ。
 でも、あえ物だけではもったいないから、もっといろいろ考えたい。
 時間ができて、納得のいくレシピができあがったら、また公開しま?す。お楽しみに。
 今日の写真は、届いたばかりの安曇野の味覚。締め切りに追われ、心身が疲弊しているときこそ、こういう野菜が特効薬。さて、早く原稿を終わらせて、お料理、お料理っと。


 
タグ:"Yoshiko Ikuma"
posted by 伊熊よし子 at 21:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 美味なるダイアリー
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