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ライナーノーツの打ち合わせ

 いま、偉大なピアニストの復刻CDの発売に向けて、5枚のアルバムのライナーノーツを書いている。
 その録音に関し、当時のレコーディングディレクターのNさんに久しぶりに会い、話が弾んだ。
 彼とは以前から親しくしているが、定年退職されてからフリーで仕事をしているという関係上、最近はなかなか会うこともなく、本当に久しぶりにゆっくり話すことができた。
 「もうそろそろ遊びたくて、仕事は全部やめてしまおうかと思って…」というのを聞いて、びっくり。あんなに仕事が大好きで、録音に情熱を傾けていたのに、やめてしまうとは。
 私の周囲の定年退職以降の人たちは、ふたつに分かれるようだ。できる限りはなんらか仕事にかかわりたいと考えている人、一方は、そろそろのんびりしたいという人。
 私は前者で、心身ともに仕事ができる状態ならば、できる限り続けたい。仕事は社会とつながっていることであり、必要とされているという思いがあるからだ。
 Nさんと会って、いろいろ考えさせられた。さて、彼に聞いたアーティストの情報を参考に、ライナーノーツの執筆にとりかかりますか。
posted by 伊熊よし子 at 17:02 | 親しき友との語らい
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