ブログ

古代エジプト展

 いま、森アーツセンターギャラリーで「ブルックリン博物館所蔵特別展 古代エジプト」が開催されている(4月6日まで)。
 小学生のころから古代エジプト文明に興味を惹かれ、大人になったら考古学者になってヒエログリフ(古代エジプト象形文字)の研究をしたいと夢見ていた私は、この特別展をとても楽しみにしていた。
 これまでさまざまな特別展を見てきたが、いつも新たな発見と驚きを体験し、興味は尽きない。
 もちろん何度もエジプトに旅する計画を練ってきたが、テロがあったり日程が合わなかったり、いまだ一度もかの地を訪れることができない。
 それゆえ、夢はふくらむ一方である。もう、かなり妄想に近い(笑)。
 今回もじっくり時間をかけて特別展を見るとともに、ここで関連した書籍を2冊手に入れ、これからそれをゆっくり読むことを楽しみにしている。
 ただし、エジプトに関することをしていると、いつも時間を忘れるほど没頭してしまうため、仕事がどこかに飛んで行ってしまう(笑)。
 いまは目の前の締め切りをこなさなくてはならないため、エジプトからしばらく離れないといけない、ああ残念。
 特別展は写真撮影OKということで、みんなしきりにスマホで撮影していた。私も少しだけ撮らせてもらった。
 これからは仕事の合間に、少しずつ書籍を読みたいと思う。特にヒエログリフに関することを。ワーッ、至福の時間だ!!

  Y4925.JPG

  Y4926.JPG

  Y4927.JPG

  Y4928.JPG

  Y4929.JPG

  Y4930.JPG

posted by 伊熊よし子 at 23:30 | 日々つづれ織り

ベルチャ弦楽四重奏団&エベーヌ弦楽四重奏団

 カルテットが大好きな私は、昨日の極寒の雨模様のなか、神奈川県立音楽堂の「世界の第一線を担う2つのカルテットが響き合う!」と題されたベルチャ弦楽四重奏団とエベーヌ弦楽四重奏団の演奏を聴きに出かけた。
 プログラムは、前半がウェーベルン:弦楽四重奏のための緩徐楽章(エベーヌ)、メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲変ホ長調作品20、後半がショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第3番より第3楽章(ベルチャ)、エネスク:弦楽八重奏曲作品7。
 弦楽八重奏曲を聴く機会はなかなかないため、この2曲がとても楽しみだった。
 文字通り、世界の第一線で活躍するふたつのカルテットは、それぞれ個性は異なるものの、ストイックに作品に没入していく姿勢、4人の絶妙の呼吸の合わせた方、作品への深い洞察力は同質のものが存在し、4曲ともに精神性の高い演奏だった。
 とりわけ、美しく心の奥深く響いてきたのはメンデルスゾーンで、第1楽章の燃え上がるような情熱、第2楽章の滋味豊かな緩徐楽章の特質、第3楽章の軽妙洒脱でデリケートな響き、第4楽章の8つの楽器が一体化した推進力あふれるフィナーレが印象に残った。
 最後はエベーヌに加入したチェロの岡本侑也が日本語でアンコールのフォーレを紹介し、幕となった。
 この公演評は、「公明新聞」に書く予定になっている。
posted by 伊熊よし子 at 14:00 | クラシックを愛す

連載の打ち合わせ

 今日は、雑誌の連載の打ち合わせで、担当編集者のSさんが私の西荻の仕事部屋に来てくれた。
 仕事の話はもちろんのこと、さまざまなことに話題が広がり、気がついてみれば3時間半も時間が経過。
「ウワーっ、もうこんな時間」といって、Sさんはあわてて席を立った。
 私の仕事部屋に来てくれる人は、みんな長居をする傾向にある。
 だれにも邪魔される場所ではなく、静かで落ち着いてゆっくり話ができるからだろうか。
 あわただしく帰る人はだれもいなくて、みなふだんの表情とはかなり異なり、ゆったりのんびり、リラックスモード。
 会社から離れると、きっと気分的に心がゆったりとするんだろうな。
 というわけで、もちろん仕事の課題はたくさんあるため、明日からそれに対して動かなくてはならない。
 各々の雑誌や新聞やWEBの担当者とは、連載で組む期間が長くなるにつれ、コミュニケーションが深くなるとともに、プライヴェートを含み、いろんな話をすることが多くなる。
 しかし、こういう場で聞いたことは他言しないのが鉄則だ。
 さて、明日からまたいろんなところに連絡をしなくてはならない。単行本もあるしな〜。
posted by 伊熊よし子 at 22:28 | 日々つづれ織り
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE
検索ボックス