2025年02月21日
アリス=紗良・オット
今日は、ドイツのアリス=紗良・オットにオンラインインタビューを行った。
彼女の新譜は、ショパンに大きな影響を与えたとされるノクターンの創始者、ジョン・フィールドの「ノクターン全集」(ユニバーサル)。
その作品との出会い、フィールドについて、録音の様子などを詳しく語ってくれた。
アリスは以前会ったときよりもとても元気になり、いまもう病気は完全に治っているようで、安心した。
ジョン・フィールとという作曲家をもっと世に知らしめたい、ノクターンをリサイタルでも弾いて広めていきたいと、新たな作曲家との出会いに口調も熱く、雄弁で、とても情熱的だった。
アリスは6月から7月にかけての来日公演でもこのフィールドのノクターンを披露するそうで、いまは同時代のベートーヴェンの作品と組み合わせたプログラムを組んでいるそうだ。
このインタビューは、次号の「CDジャーナル」に書く予定である。
posted by 伊熊よし子 at 22:21
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